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November 29, 2004

よみ・かき・そろばん

本題隅田繁雄氏のコメントに対する私の意見です。
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「やはり「大学生の学力」だった。2日目の昼食時に貴君が話題にしていたから、あるいはと思っていたが、予想通りだった。内容に基本的には同感だ。」隅田氏

「大学生」が問題なのではない。それは日本の国力の問題につながるから問題なのだ。

「私は彼らの国語力欠如の原因の最たるものは「読む」チャンス、習慣の少なさだと思っている。人の書いたものを数多く読むことによって、その人の使っている語彙やレトリックを盗み、自分のものとして使うことから「書く」という営為が始まるんだと、私は思う。貴君も私も長年そうしてきたように。」隅田氏

もちろんそうである。読むことが基本。その点では貴殿は模範生。いや、ほかにも私の身の回りには模範生が沢山いる。渡部 陽、原 清さんなどがそうだ。

しかし本を読む、新聞を読むということに関しては、日本人は外国人と比較してもその水準はかなり高いと思う。うん、今の大学生は低いのかもしれない。テレビだ、漫画は見るけど本や新聞はあまり読まないようだ。

「明治維新以降、日本の初等教育の根幹には「読み・書き・そろばん」があった。教える順序もそうであったと思うが、如何だろうか。」隅田氏

おっしゃる通りです。で、今はパソコンの時代? ITの時代? だからパソコンを教えなければならない。パソコンを習わないとダメ? 

だからそこに大きな誤解があると私は拙著の中でも申し上げているつもりです。パソコンを使いこなすためにもその「読み書きそろばん」が大切なのだ、と。学校ではパソコンの教育も必要だが、これまで以上に「読み・書き・そろばん」の基本を教えるべきでしょうね。

テレビ、漫画がよくないという説が多いが私自身はそう思っていません。本を読む、テレビを見る、漫画を見る。問題はその時自分がどうそれに反応しているかということです。私は本は隅田さんほど読まないが、テレビを見ている時、漫画を見ている時、それを本を読むのと同じように「読んで」います。つまり一つ一つの内容を考えながら「読んで」いるということです。もっというなら、MLにみなさまから寄せられる皆さまからの投稿文ほどすばらしい読み物はありません。

よくまとまったもの、意味不明なもの、いろいろあるでしょう。それを一つづつ確かめながらコメントしていくという作業以上にすばらしい読書効果が期待できるものがあるでしょうか。

私が大学のセミの講師なら、もちろんXXの本を読んでその感想文を書きなさい、という宿題を出すでしょうが、同時にNHKのプロジェクトXについて感想文を書け、場合によってはXXの漫画を読んで意見を書けと言っても意味は全く同じです。

ML、BLOGなどはそういう意味で言葉のキャッチボールの最高の手段だということです。言葉はキャッチボールして始めてそのおもしろさがわかるということです。ゴルフなんて一つもおもしろくなくテニスがおもしろいのもそのキャッチボール性にあります。

貴君を含め、徹夜で議論しても飽きない人というのはその言葉のキャッチボールの名手なんでしょうね。良い球ばかり投げるのがいいとは限らない。順球、悪球、暴投いろいろ混じるからおもしろい。問題は自分がどうそれを処理するか、相手がどう対処するかでしょう。

昔サラリーマン時代、朝会社に行くと同僚が部屋でさまざまな新聞をそれこそ隅から隅まで読んでいます。私ももちろん読みますが、表題と中身をざっと読むだけです。特にテレビで仕入れたニュースなどがそうです。そしてそれぞれ重要だと思われることについて意見交換をします。読み切れなかったことなどちゃっかり確かめたりもします。詳細に読むひとは実に細かいことまで知っていて教えてくれます。

が、そうした人に限って、それについて、どう思うか、とか、自分たち会社ではそれについてどう対処するかなどという設問については、うーん難しいね、ということになりがちです。つまり一言で言えばそれは問題意識ということなのでしょう。

「読み書きそろばん」があって始めて、読書力がついたり、ものを書く能力がついたりすることは間違いのないことです。しかし私の考えでは、まず書くことをもっと優先すべきだということです。それはなによりも問題意識を育てます。

問題意識がすべてのことを熱心にできるかどうか、動機づけのベースです。

tad


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今週の意見へのコメント

ML,BLOGのすすめを今週の意見として載せたが、これは隅田繁雄氏からMLにコメントを寄せられたのでこちらで紹介させていただく。
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上北台で別れたのが金曜日の夕方、貴君のことだから、その日は夕食を食べてすぐ寝ただろう。でも翌朝には「今週の意見」を書き込み、さらにtadMLだけでも何本かのメールを送信している。そのエネルギッシュなアクションに、ただただ感心する。

 「今週の意見」は、やはり「大学生の学力」だった。2日目の昼食時に貴君が話題にしていたから、あるいはと思っていたが、予想通りだった。  内容に基本的には同感だ。

 「大学でメールやネット上での日記、GLOGなどを教え、実践することを勧めたい」という貴君の提案には賛同するが、いきなりそれを実践させて、それで真の国語力がつくかどうかやや疑問だ。

 私は彼らの国語力欠如の原因の最たるものは「読む」チャンス、習慣の少なさだと思っている。人の書いたものを数多く読むことによって、その人の使っている語彙やレトリックを盗み、自分のものとして使うことから「書く」という営為が始まるんだと、私は思う。貴君も私も長年そうしてきたように。

 明治維新以降、日本の初等教育の根幹には「読み・書き・そろばん」があった。教える順序もそうであったと思うが、如何だろうか。

隅田繁雄

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November 28, 2004

ウイルス恐怖展

新聞にも出ていたが、24日からNIFTYでウイルス恐怖展なるものをやっている。NIFTY会員でなくてもウイルスに関する情報を動画を含めてみれるから、MLの会員に一度見ておくことなどメールですすめました。

NIFTY ホームページ  トップページの項目をクリックするだけで展示場の中身を全部見れます。

ただ、これを見てただただ恐怖のみをもたれないようにすることでしょう。NIFTYのねらいはまともなのでしょうか、こういうアプローチには少し問題があると思えます。名前が恐怖展というのがどうも気に入りません。

ウイルスについて、その恐ろしさをしろう。正しい知識と対策法を持とう。であるならば、「ウイルス対策展」とでもしてもらいたいものです。もちろんそれも説明しているのですが、どうもこれだと恐怖心のみあおる結果になりかねないとユーザ、特に多くの初心者と接している私などは危惧するものです。

tad

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November 27, 2004

今週の意見(397)

BLOGやMLのすすめ

 「日本語力低下、4年制私大、国立大学生さえ留学生以下のお寒い大学生」の記事が11月25日の産経新聞に載っていた。大学生の「日本語力」が低下し、中学生レベルの国語力しかない学生が国立大で6%、四年制私立大で20%、短大では35%にのぼることが独立行政法人「メディア教育開発センター」(千葉市)の小野博教授(コミュニケーション科学)らの調査で分かった。

 例えば「憂える」の意味を「喜ぶ」と思いこんでいたり、」「懐柔する」は「てなづける」という意味なのに、その正解率がなんとゼロであったり、まさに憂えるべき状況であるという報告だった。その結果を受けて埼玉県の大学が三ケ月ほど、国語の基本教育をやり直した結果、大きな成果があったこともあわせて報告されていたが、それはそうだろう。全部の日本の大学でとりくむべき課題なのだろう。

 そうした中学レベルとも言える基礎教育に加えて効果がある国語教育法として私なら大学生に今その必要性が叫ばれているパソコン、インターネットの教育もかねて、大学でメールや、ネット上での日記、BLOGなどを教え、実践することをすすめたい。メールといえば、今の学生なら、携帯電話のメールなど殆どの学生がやっているにちがいない。それならすんなりやれるだろう。もっとも携帯電話のメールは極めて短い情報の交換にすぎないから、それをベースにして、それぞれの教養過程のクラスでパソコン、インターネットを使ったメールでの報告、日記、BLOGなどでの意見発表、報告などを義務づけたらいい。指導する教官のフォローは大変だが、それだと学生同士が教えたり教えあったりしながら、やっていくだろう。その中で、正しい語彙、表現力など自然に身につけていくだろうと思う。

 問題は国語能力だけの問題でない。自分の意見をしっかり持ち、それを表現し、それを他の人たちと意見交換したり、討論したりする訓練が必要なのだ。

 そのためにも、インターネット上でのBLOG、クラスの先生が主催するMLなどを実践させることは、ここで問題になっている国語能力アップとともに、思考力判断力など社会人としての基本能力をつけるために一石二鳥どころが、極めて多くの成果の期待でくる方法だろうと考えるのである。

2004/11/27
早勢 直

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November 24, 2004

まず日本の精神を

先の蜻蛉さんのご意見に関して私のコメントです。
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「 今の日本は外国文化に飲まれすぎていると思うのです。国際化というものでしょう が、日本の文化を大事にした上で外国の文化に触れて外交していくのを国際化という のだと私は思います。」蜻蛉

その通りだと思いますね。

昨日は「勤労感謝の日」これは一体なんの日か、認識した日本人は果たして何人いたでしょうか。限りなくゼロに近いのではないでしょうか。どうしてこれを昔のように「にいなめ祭」という名にしないのでしょうか。別に農業従事者だけでなくそういう内容の方が日本の歴史文化とも関連していてその意味がわかりやすい、その本来の趣旨を理解しやすい、理解すべき内容があるということです。

丁度同じ時期、アメリカでは「ThanksGiving Day」がある。遠く離れた家族もこの日みなわざわざ集まって、ターキーを焼いて食べる。自然の恵みに感謝し、家族団欒をなによりも主眼としている。にいなめ祭の趣旨や、こころを知っているものはこの感謝祭の意味やこころがわかるでしょうね。同じものなのです。ところがそうした日本にも実はあった文化の精神を知らずしてはアメリカに感謝祭なるものがあることの意味もわからないだろうということです。

「今の日本はどういう方向に向かっていくのか・・・。 あ、ちょっとどころかすごく話がずれてしまいました(汗)」蜻蛉

全然づれていません。その通りです。日本がこれからどう国際社会の中で生きていくか、そのためにもっとまずは自分自身のこころと精神を確立することです。まずそれから始めるべきだということです。

早勢 直

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国際化の前にまず日本自身を

日本の国際化ということについてMLに寄せられた蜻蛉さんのご意見です。
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ちょっと話がずれますが・・・すみません。

方言というものは都心から外に広がるのでいわゆる標準語を使う人というのは日本の中心地にすんでいるわけです。同じように流行も都心から外に広がるもの。若者言葉もファッションも。都心の子達の多くが新しい、意味の分からないような言葉を使います。言葉の流行は都心から流れ地方へ・・・。都心といえば日本の政治が動くところ。日本の政治家が曖昧な雰囲気をもたらしてくるのだろうかと感じます。

まぁ、日本の文化には「曖昧」もありますけどね。今の日本は外国文化に飲まれすぎていると思うのです。国際化というものでしょうが、日本の文化を大事にした上で外国の文化に触れて外交していくのを国際化というのだと私は思います。身近な例は中高の部活動でしょうね。剣道・柔道・弓道などには部員が少ない学校が多いのに野球やサッカーはあふれるほどいる。外国の方が日本の学校にきてみるものの一つは、日本の伝統的な武道をやっている部活なのです。

今の日本はどういう方向に向かっていくのか・・・。

あ、ちょっとどころかすごく話がずれてしまいました(汗)

蜻蛉

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BLOGとML

先の蜻蛉さんのご意見に関する私のML上でのコメントです。
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「このMLには「MLをウェブ上で見る」などの項目がありますか?もしそんなものが有ればそれにチェックしておけばいいでしょう。」蜻蛉

いえ、まだ調べていませんが、あるかもしれません。ただあるからと言って、MLを公開のものにすること自体は検討の余地があります。

みなさんのご意見をお寄せください。とりあえずは私自身がやっているように、MLでのそれぞれの内容を適宜判断しながら、ご自分のブログに掲載していただくことは一向にかまいません。このMLの掲載されるものがそれが基本的に前提になっていることはそうだと思います。

ただし、MLではある意味でかなりプライベートなことも掲載されることがあります。これはそういうこと(クローズの世界)であることが前提で掲載されているものがあるということです。そうしたものを公開の場に出すことはできません。してはなりません。ですからMLとブログを直接連動することは避けた方がいい、これが私の意見です。

私自身はそうした判断をベースにより積極的にMLとブログの記事の連携をはかっていくことはやっていきたいと思います。関連記事をブログに掲載した時は基本的にはお知らせします。万一それがまずいときはお知らせたいだければ直ちに削除することはこれまで通りです。

今朝の「日本の国際化」に関する河村さんのご意見と私のコメント、みなさんから寄せられた北朝鮮や北方領土問題、靖国神社問題などすべてブログに載せてなんら問題ないし、またその意味は非常に高い。私はそう考えています。

万一ブログに載せたものに追加、訂正などあれば直接ブログの方にコメントしていただければベターです。お互いそうしていきませんか。

早勢 直

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MLをブログで見れるようにする

BLOGにMLを関連させることについて蜻蛉さんからいただいたご意見です。
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忍者ツールズと言うところのブログは、デザインのカスタマイズがさっぱりできませんでした。いいところが見つかったのでそこでやってみようと思います。

このMLにアドレスを登録すると毎日膨大な受信があります。受信料がものすごいことになるでしょう。このMLには「MLをウェブ上で見る」などの項目がありますか?もしそんなものが有ればそれにチェックしておけばいいでしょう。するとPC上で読めて投稿は携帯でもできることになります。

蜻蛉

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November 23, 2004

上田さんの論に反対

上田さんの二島返還賛成論に対する私の反対論です。
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「北鮮が、蓮池さん,地村さん、ジェンキンス一家だけでも戻した今日のように、それなりの進歩だと考えたい」上田氏

蓮池、地村、曽我さんの一家などかえってきたのは進歩でもなんでもない。当然の話だ。それで後の残った拉致家族の方はどうなるのか、見通しさえたたない今、日本は断固制裁措置をとるべきです。それが国家安全の進歩のために必要だ。

「二島だけでも話を進めるべきではないかと私は主張したい。それは、日本人の中では、本当に少数意見だろうと考えていますが。」上田氏

日本国民がどう考えるか、それも参考にしなければならないが、私自身はそんなことに関知しない。私自身多くの日本人も今回のことについては小泉首相のリアクションが正しいと考えているにちがいない、と申し上げましたけれど。
北朝鮮の件と同じ。これまた4島を一括返して当然の話。そのことは譲れません。譲るべきでない。

ついでに中国のこと。靖国神社のこともあれは日本国内の問題。歴史問題とからめてうんぬんはまことにおかしい。自分はもっと明白な領海侵犯などという悪事を働きながらそのことについては黙って何もいわず、靖国神社などという関係ないことを持ち出して言いがかりをつけるのは許せません。その点については多くの日本のマスコミも腰抜け報道が目立ちます。

外交にも譲歩とか妥協とかは必要な場面があることは認めます。が、私は以上上の3つのことは基本的に妥協してはいけない問題だと思う。もっともその中では北方領土返還のことについては他の二つと比べ少々ニューアンスが違うところはあることは認めます。すなわち交渉次第では妥協の余地が出てくる可能性はあるうだろう。

早勢 直

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二島返還案賛成

MLでの上田道雄氏のロシア二島返還提案賛成論です。
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APEC の会合で、小泉さんは、プーチンの二島返還提案に対し、四島全部返還でないと困る旨述べたそうだが、あのロシア人は、地球上の寒い地域のみにしか領土を持たず、喉から手が出るほどに、南の温かい土地に執念を燃やしている民族だ。その中にあって、二島だけでも返還してもらえば、北鮮が、蓮池さん,地村さん、ジェンキンス一家だけでも戻した今日のように、それなりの進歩だと考えたい。

四島とも返還しないとだめだと主張し続ける理屈は、百も承知だが、その主張が、受け入れられる可能性が、どの程度あるのか?悪戯に時の過ぎるのを見るのみではないかと判断して、二島だけでも話を進めるべきではないかと私は主張したい。それは、日本人の中では、本当に少数意見だろうと考えていますが。 双峯

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November 22, 2004

嵐山パソコン合宿

本件の趣旨背景についてはホームページの嵐山合宿をごらんください。

嵐山合宿(5) メインページの下のほうにあります

嵐山合宿(5)に掲示済みですが、主題に関する隅田繁雄さんの文を読んでおいてください。

パソコンの使い方を習うこと自体が一つの目的であって悪いわけがありませんが、一番大切なことはパソコンを使って何をするのか、何をしたいのか、です。

今回そのことで多くの時間を割いて話し合うわけではありませんが、実はこれが「永遠のテーマ」の一つであります。いや、別に難しいことをいう必要はないし、いうつもりもありません。要するにいろいろやって楽しめばいい。

しかし何事もそうですが、本当に楽しめるようになるためには、それなりの苦労と努力と時間が必要だということでしょう。

お金? いやそれも必要ですが、その得られる成果、結果からいうとこんないいものは他にないでしょうね。
そう思う方、思われない方、コメントください。

tad

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キリスト教原理主義のアメリカ

久保高明、蜻蛉さんなどとキリスト教原理主義のアメリカについてあった議論です。
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「ブッシュが選挙で勝った地域ってのは、基本的に寒くて、冬は酷寒で、夏は場か暑いところですが湿度は低いところです。何日もトウモロコシ畑を走ったら次は小麦畑が何日もあって、次は大豆畑やら砂漠が何日もあるようなところです。気候風土的にはインディアンの世界なので、土着した白人は、昼は白人でも、夜はインディアンになっています。」久保氏
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気候風土がどうあろうとインディアンになる白人もいれば、アメリカンドリームとその正しい精神を備えた白人もいるということだ。

前回の英会話クラブで上田さんがアメリカ映画 Field of Dreams を紹介してくれました。その果てしもないとうもろこし畑(アイオワ)を農場主が夢をかけて野球場にしてしまう話。野球の話のようだが、野球の話でない。アメリカ人の精神、アメリカンスピリット対立の話。

こんなことをやる主人公を周りの住民はみなもちろんバカにする。そんなことをやって一体なんになるか、と。が、そうした夢にかける主人公は、妻の支えもあって夢の大リーグゲームをそこで実現する。アメリカンドリームの実現だ。

この映画のテーマに関して一見あまり重要でないと思われるが、私にとってものすごく印象的というか象徴的な場面がある。主人公が妻と一緒に子供の学校のPTAに出かけた。そこに保守的というか右翼的な親グループがいて(それがキリスト教原理主義者とはいわないが)、ある著名思想家の進歩的、リベラルな本の内容が気に食わないから、その本を学校の図書館から排除しようと提案する。そんなものを子供に読ませると誤った国家観を持たせることになるという。実はその本はピュアリッツ賞を受賞したちゃんとしたものなのである。

多くの出席者はそんな議論はもう面倒だし、その思想危険だ、危険だという主張はもっともだと考えはじめる。それでPTAの決定がまとまりそうになる。そこでこの映画の主人公の妻(アニー彼女はバークレーの政治学部の卒業で、1960代のフリースピーチムーブメントの経験がある)が、この国の民主主義のよさ、すばらしさは言論の自由ということがベースではないのか、どうしててそういう言論統制的なことをするのか、そういうやり方、考え方こそ危険なのではないかと正々堂々反論する。

本の排除に傾きかけていたPTAの雰囲気がそこで変わり、多数決の結果、図書排除提案は否決という結論になる。ちょっとできすぎた話だがこれがアメリカという国なのである。(次回の英会話クラブでは「ヒマラヤスギに降る雪」という米映画を紹介する。これも偏見と公正の対立の話だ。)

今度の大統領選挙でもそれが顕著であった。ある主義主張について意見が真っ向から対立する。私はどちらがどうとか、いいとか、正しいとかはこの際言わない。しかし、そのものの考え方の原点、原理そのものに遡ってディベートが行われるのである。

日本ではどうだろう。日本のPTAでそんなレベルの議論が行われるだろうか。なにを教え何を教えるべきでないか、などその原理原則に遡って親が議論をすることなどあろうか。

いつも英会話クラブMLで提供しているビデオニュースで、ある州でやはりPTAなのだろう。ダーウインの進化論が正しい説だという教科書を使っているのは不法である、と訴え、裁判の結果、裁判所はその主張を認め、進化論は単なる仮説に過ぎないということを認めさせた。ビデオニュースはその事実だけでそれ以上の説明はなかったが、その裁判を起こしたPTAグループはおそらくキリスト教原理主義者なのだろう。これについてもそれ以上の説明は蛇足になるからそれはしない。ちなみに私自身は別にキリスト教原理主義者ではないが、ダーウインの進化論はたしかに一つの論(仮説)にすぎないと思う。

要するにアメリカではいいにつけ、悪いにつけ、大統領選挙一つとってもそういうレベルの議論が行われているということだ。

日本ではどうだろう。

tad

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November 21, 2004

エンロンの不正会計事件

先の「今週の意見」に対する藤木さんのMLへのコメントです。
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「米国では、エンロンの不正会計事件が起きても、経営陣の刑事責任を厳しく追及したことで、株式市場の信頼を保つことができた」そうです。

会計監査をした有名な会社が信用を失い消滅したのではなかったでしょうか?

西武鉄道や会計監査をした会社の責任が曖昧なままでこの事件が終わるようだと、日本の株式市場の将来性は暗いと思います。 藤木

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November 20, 2004

今週の意見(396):

西武鉄道ジャスダックへ上場

 先週は西武鉄道の不祥事のことを書いた。その会計報告で虚偽不正があったとして東京証券市場上場廃止の決定がなされ、それは当然のこと、経営責任者の処分もきちんと行われるべし、と書いたわけだ。

 が、その後のニュースを見てびっくりした。東京証券市場の上場は廃止されたが今度はジャスダックに上場申請をし、それも早急に認可される見通しだという。日本証券業協会が開設する店頭市場「ジャスダック」は、中堅企業や新興企業が中心である。12月13日に取引所に移行する予定だが、東証1部に比べると上場のハードルは低く西武鉄道が審査を通過できる可能性は高いとみられている。北側国土相も西武鉄道の体質改善の必要性を求める一方で、西武鉄道がジャスダック市場への上場を表明したことについては「市場を通じた取引ができるようにしたいとの
意向を持っていることは理解できる」と述べた。

 私はびっくりした。なんということか。西武鉄道は虚偽の会計報告をするという不正を行った企業なのである。まずはその事実を徹底的に解明し、罰すべきは法律に従って罰し、ジャスダックへの上場などそれからの話ではないのか。

 ジャスダックの上場基準は東証に比べるとそのハードルは低い?そんなはずがない。ジャスダックの上場基準をみると、細かい点を除いて重要ポイントは:

・会社の発行する株式をJASDAQ市場に上場するには、日本証券業協会が定める登録基準を充足する必要があること
・その会計報告に関しては直前2事業年度の監査意見を必要とし、かつ直前期は無限定適正であること

をうたっている。当たり前のことである。今の西武鉄道はどうみてもこの二つの条件を満たしていると思えない。

 が、国も証券市場も西武鉄道という公共性の極めて高い企業のこと、これ以上の証券市場での混乱を避けたいのであろう。東京証券市場の上場廃止でまあまあ一応の格好はついたとばかり、後はこうした形でお茶を濁すつもりなのだ。これがまさに不正に甘い日本の社会の実態なのだ。

2004/11/20
早勢 直

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November 19, 2004

昔の今週の意見

特に話題に困るわけではないが、時々昔の下手な川柳など順次掲載している。1996年位のものがあるからこれというものを選んで載せても載せきれないくらいある。「チリも積もれば山となる」といったところでチリには違いないが、昔のものをひっくり返して読んでいると、中にはそれでも、いやおもしろいではないか、と思えるものもなる。今週の一句はこれまでも何度かやってきたが、今週の意見(主張と当時は言っていたようだ)は初めてですね。

1996年1月12日
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今週の主張(1)

政権のたらい回し:

新しい年が明けたと思ったらもう月も半ばです。年明け早々村山さんが退陣を表明。自民党の橋本さんに政権禅譲ということになりました。村山さんは禅譲ということは否定していますが、どう説明しようが政権のたらい回しには違いありません。自分は社会党の委員長に残り、橋本政権に社会党から6名もの閣僚を送り込み影響力を発揮しようということです。そして思惑通りことははこびました。

かっての自民党の派閥行動となんら変わりません。自民党の長老の中曽根さんが、村山首相の辞意表明を「実に見事な引き際だ」などとテレビでほめたたえていましたが、果たして本当にそうなのでしょうか。新しく党首に選ばれた新進党の小沢さんが、直ちに衆議院解散、総選挙を求めているのは筋の通った話だと思います。与党三党は政策協議で早期の解散総選挙はさけることで一致しています。
 
  優しさと変わり身だけで6カ月     村山長期政権

と、昨年の年賀状の川柳で皮肉りましたが、それがさらに一年も続いたのですから、たいしたものでした。仮に誰が首相であっても阪神大震災や地下鉄サリン事件の処理は難しいものであったでしょう。だからその処理のまずさを非難しようとは思いません。それは村山さんや社会党だけの責任とは申しません。問題はそういう政治体制を作った自民党、新党さきがけの現政権体制の無責任さです。

私は特に新進党を支持しているものではありません。もちろん同じ解散総選挙を求めている共産党支持でもありません。が、いみじくも今回の事態に対して新進党、共産党の党首が要求し、主張していることが一致していることは当然だし、私もそれが正しい政治の道だと確信します。総選挙など予算を成立させてからだとか、景気対策が先だとか、与党は言っていますが、村山さんの言う人心一新のためには、この際衆議院を解散して総選挙を行うしかないと私は考えます。

  政権のたらい回しのニューゲーム      社会党への大臣配分
  損なのにやはり欲しいかそのポスト        久保大蔵大臣

1996/1/12
早勢 直

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November 18, 2004

情けない弱腰

中国原潜の事件の事実関係は明白である。どんないいわけがあるにせよ、人の国に不法侵入しておいて、きちんとした謝罪がない。日本政府の弱腰もこの上ないものである。

この記事は産経新聞のものだが、マスコミの対応も概しておかしい。朝日なんてそもそもこのニュースをあまり取り上げていないようだ。

そしてこの国、国内ではこの記事にあるように報道管制すらひいているようなのだ。こんな国と一体どうつきあっていったらいいのか。首脳会談がしばらくできないので、これを一つの交渉のカードにして、やっていただこうなどという政府の弱腰は見ていてまことに情けない。

tad

産経新聞記事より
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対日釈明や遺憾表明報道 国内では封印

 【北京=野口東秀】中国の原潜による日本の領海侵犯事件で、中国共産党機関紙
「人民日報」など十七日付の中国紙は、武大偉・中国外務次官の対日釈明や遺憾表
明をまったく伝えなかった。11月18日

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軽すぎる刑

昨日テレビのニュースで見ていた事件で、今朝各紙朝刊の記事を探したがネットで出ていたのは産経だけであった。もっと社会的関心の高くあるべき重大事件だと私は思う。

私は判決の内容があまりも軽すぎるのにびっくりした。自分の子供だから殺してもこんなに軽いのか、ということだ。今の法律がそうなっているのだろう。それがおかしい。

こんなことをやる人間なんてもっともっと重く罰されてしかるべきである。

『加登屋裁判長は「心身ともに満身創痍(そうい)で、わずか5歳で孤独な死を迎えた被害者の心中は察するに余りある。しつけに名を借りた虐待行為は極めて悪質」と述べた。』

その通りである。ならば裁判長は現行法で許される最高刑をはてはめてこの程度なのだろうか。こんな非人間絶対許せない。

tad

参考:

5歳女児虐待死で父親と同居の女に実刑 

千葉県佐倉市で昨年7月、5歳女児を虐待して死亡させたとして、傷害致死罪に問われた父親の秋葉俊哉被告(36)と、同居人の西尾知江子被告(38)の判決公判が16日、千葉地裁であり、加登屋健治裁判長は秋葉被告に懲役5年(求刑懲役7年): 産経新聞より

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November 17, 2004

武器輸出反対!

久保さんも明確に日本の武器輸出を主張されているわけでないだろうが、できればやった方がいい、できるはずだしてどこが悪いのかという位のスタンスなのでしょうね。私はそのこと自体は明確に否定したい立場です。みかんさんも一緒です。

「日本には超平和力があるので、おまけに軍事技術としても活用できるのですね。この構造を否定すると、明日から皆さんは、未開のジャングルやら酷寒のシベリア並みの非技術的な窮乏した生活しか出来ないでしょうね。」久保高明氏の論より。

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それは否定しませんよ。かって戦後の時代のいわゆる3種の神器は軍需技術の応用が多かったことは事実です。今もそうでしょう。

が、日本の場合は違う。家電にせよ、エレクトロニクス製品にせよ、ロボットにせよなんにせよ、それぞれの製品開発、技術開発の結果、それが最新の兵器製造、軍事技術にも役立つということでしょう。結果それが他国での兵器製造につながることは避けがたい。特許ででも守られていれば日本に取って莫大な特許料が入ってくる。それでいいのではないですか。日本自体はそれを活かして、兵器を作り、輸出する必要などない。すべきでもない。

私はそう考えます。

アメリカはもちろん、フランスにせよ、ロシアにせよ、ドイツにせよ、中国にせよ武器を作ってせっせと世界中に売るのかもしれない。日本はそれをしない。日本はそうしたスタンスを「武器」に安保理常任理事国に立候補するならしてもよい。平和志向の世界ならそれが圧倒的に支持されるべきだ。平和を守るために武器が必要なことは許容するとして、安全保障理事会の常任理事国がせっせと武器を作って世界中に売りつけることなどおかしいという議論がどうして起こらないのか。日本がそれを起こすべきではないのか。

本来平和を守るのはそういうスタンスではないのか。現実がどうの、それでは甘いの、それでは結局国を守れないのいわれても、それはしかたがないという覚悟を決めるべきだ。日本を守るためには最新の武器が必要であることは認める。それはアメリカから買うしかない。買えばいい。その代わりアメリカは日本の優秀な自動車、電気製品をもっと買うべきだ。買えるはずだ。それでいいのではないか。

tad

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武器輸出をめぐって

MLで最新の武器開発やその輸出の是非をめぐって意見交換がありました。以下久保高明氏の意見です。
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日本の場合は、その世界最強の平和利用民間技術が自衛隊の武器装備に大きく応用されていて、日本の武器が世界最高ランクに評価されている場合が多いのです。自衛隊が世界中から武器を買い込む場合も、日本の高い民間技術で、売らないとそれ以上のものを開発できるので、その恐怖で世界の武器メーカーは安価にライセンスを出します。

数十年ほど昔に、日米武器技術交換とか融通条約がアメリカの大きな求めで締結されたのですが、当時の日本では、世界最強のアメリカ軍が日本のどんな武器技術を欲しがっているのか皆目見当が付かなかったのです。初会合でアメリカが言い出したのは、即席ラーメンとククレカレーの安価で超大量生産する技術でした。

大笑いなのは陸上自衛隊で、色々と研究開発して陸上自衛隊員に携帯食料を食べてもらっても、いつも、一番、人気が有るのは、ホカロンで温めた御飯レトルトパックと沢庵パックと濃縮味噌汁だものね。

昔、NHKで、フォークランド海戦で、フランスのエクゾセ対艦ミサイルが大活躍したので、その部品のベアリングをNHKが入手して、日本のベアリング会社へ持ち込んで検査してもらったら、秋葉原で1個100円で売っているビデオデッキ用ベアリングの精度よりも100倍精度が悪くて、それでもフランス製のその部品は手作りなので100万円ほどはするだろうって、見ていて笑えました。

なんたって日本は世界最強の民間技術で日銭を稼ぎながら、自衛隊用の武器を片手間クラスで作っているのです。この世界の軍事産業では考えられない逆転した構造こそ、世界の反日分子にとっては最大の脅威なのでしょうね。

昨年の夏から今頃は、私は都立病院に入院していました。伊豆諸島小笠原諸島は東京都なので、急患は、日本で苦労して作り上げた長距離用燃料タンクを搭載した超長距離ヘリコプターで運ばれて来ます。アメリカがアフガンへ攻め込んだ時には、日本を母港としていたキティーホーク空母は、搭載していた艦上戦闘機やら攻撃機を全て下ろして、日本で改造した長距離ヘリコプターを満載して行っていました。

日本には超平和力があるので、おまけに軍事技術としても活用できるのですね。この構造を否定すると、明日から皆さんは、未開のジャングルやら酷寒のシベリア並みの非技術的な窮乏した生活しか出来ないでしょうね。

久保

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November 16, 2004

eーJapanについての国家戦略

みかんさんと久保さんの論について別の観点から。
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難しい話題ですが、ITだのなんだの問題ではなく、これはまさにeーJapanの問題、すなわち日本が国家としてどうなりたっていくのか、行かないのかの岐路の一つだということでしょう。小泉首相はさかんに構造改革をいい構造改革なくして成長なし、などといってますが、その中身は郵政民営化、道路公団民営化ですか。そんなことたいした問題じゃない。

日本の社会、経済構造を根本的に変える具体論がまさにe-Japan ではないでしょうか。いや、森内閣、いろいろどじって短命でした。日本は神の国だといって物議をかもしましたがそれが正しい、間違っているかの議論は別にしてまずそういう国家理念についてもっと議論が必要だということがありましたね。

その点小泉首相は日本という国が国家としてどうあったらいいかの根本議論はなんらなく、また森さんのように構造改革の前に教育改革が必要だとか、構造改革のための一つの具体論として日本社会のIT化、すなわちe-Japanのことなど全然出てこないのです。そういえば森内閣の時できたIT基本法なんてのはその後一体どうなったのでしょうか。

いや、そういう総合的なIT化に関する国家戦略なくして、またそれについて国家として統一的政治的リーダシップがなくして、ただWindows がどうのLinuxがどうの、トロンがどうのこうといってると、まさにみかんさんのおっしゃるように結局、MSとITゼネコンの思う壷となるわけでしょうね。

彼らはよってたかって、国家国民が本当に必要としているものでなく、ただただ彼らの儲けが多いよう、そして継続して儲けが維持できるようなものを中央政府、地方自治体の仕組みのなかに売り込み、作ってしまうということでしょう。そして役にもたたない道路やハコものがあちこちにできてしまうというのと同じ結果になるのでしょうね。

tad

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オープンソース・トロンについて

下のみかんさんの論に対する久保高明氏のコメントです。

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日本には、極限のオープンソースのトロンが有ります。

この極限のオープンソースのトロンは、日本の最先端最強のシステム言語で、日本の大多数の製品に生かされて最適なOSを作っています。でも、脅威なのは、中国のような、そのトロンソースを特許化を勝手にするような脆弱性があるのです。トロンがマイクロソフトを提携した理由の大きな原因は、トロンとマイクロソフトOSとの親和性と海洋国家群れとしての強調的な力を必要としたからです。

マイクロソフトのwindowsも日本のメーカーが半分を作っていて、マイクロソフトもそれで動くってんで、ありがたがって使っているほどのソースの分散的な国際性を持っています。いったん、知的特許となった場合の常として、その改良による、沢山の付帯ソフトやらテクノロジー創造開発で、常に優位を誇れるのは、ルマンで勝ったマツダのロータリーエンジンと同じで、後塵をきすと徹底して勝てないのが平和な世界の秩序なのです。

市場主義資本主義では独占安住は徹底的に禁止されていて、常に競争するのですが、抜け道は、常に創造による独占なのです。結局は、金に成るか?ってモチベーションやら功利心がその原動力なのです。市場に出ると万民の福利に転換するから、みんなのハッピーシステムなんだ。

(^_^)

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Windowsとオープンソース

みかんさんのMLへの投稿です。久保高明氏のコメント、それに私のコメントを合わせてそれぞれ掲載します。
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日本のIT産業は大手メーカーとNTTデータのような大手インテグレータとその下請け及びマイクロソフトにより牛耳られてきていました。

e-Japanとオープンソース、それでもやはりWindowsを使わねばならないのか。

2001年「e-Japan」発足以来、各IT関連については「EA」「オープンソース」「セキュリティ」など政府のIT政策関連の記事は氾濫し同時に関心も高い。その裏には政府が謳うIT投資額の大きさに禿げ鷹のように群がるITベンダーの影があると思えます。それ位「お上」の力は強いのではないかと感じております。この様に「e-Japan」に関係するベンダー・コンサルティング会社の動きは風雲急を告げる勢いでコンサルティンググループの組織化・増員・オープンソースのソリューション開発に動き、あわよくば自社の有利な商談に持ち込もうと必死の戦いを開始しております。黙って放っておけば「大手ITベンダー」が「ITゼネコン化」し大手10社で70%近い調達額を獲得、結局彼等の草刈り場になる可能性も秘めております。そこには自治体独自のカラーは何もなく競争意識も芽生えず面白くもなんともないではないでしょうか。ITゼネコンとマイクロソフトによる二重市場支配。

このアンチテーゼとしてのオープンソースが脚光をあびてます。

世界最先端のIT国家を目指す「e-Japan戦略」に伴い、各自治体は行政事務をITで効率化する動きを加速させています。長崎県では、オープンソースソフトウェアによる電子自治体システムの開発を、地場IT企業へ発注して、システム構築を推進しています。アプリケーションをオープンソースで構築し、地場企業でも参入できる小分け発注方式は、全国でも珍しく長崎県方式として、関係省庁をはじめ、自治体からも注目を集めています。

また、開発されたシステムをオープンソースソフトウェアとして、地場企業へ提供するビジネスモデルが長崎県から提案され、その準備(オープンベンダーフォーラム長崎の設立)も進行中です。

オープンソースソフトウェアビジネスへの挑戦は、地場IT業界の人材育成、新市場の開拓へと発展し、地場企業の活性化へと繋がるものです。 オープンソースソフトウェアを活用したビジネスとは? その可能性は? 

多くのオープンソースを利用した開発を実施されている。結論から言うと未だ黎明期にあり成熟期には至ってはいない。

民間での活用実態
インターネットシステムのサーバソフトウェアについては商業的な活動が始まったのも、十数年のことである。商業ソフトウェアの市場ができるまでは、アカデミックな世界で開発したソフトウェアを共有して情報を共有するというバックグラウンドがあった。すなわち歴史的にみてオープンソースソフトウェアの活用の場はインターネットの黎明期より形成されており、Webサーバやメールシステムといった主要システムにおいては現在もオープンソースソフトウェアが大半の市場シェアを有している。ただし、数十万人を超える利用者を対象としたサービスでコストパフォーマンスを求める場合や基幹システムとしてシステム停止が許されないミッションクリティカルなサービスを提供する場合など高度な機能を求める場合においては商業ソフトウェアの高機能性および可用性が求められる。ビジネスニーズを明確にした上での選定が行われている。

行政における活用実態
我が国では経済産業省商務情報政策局情報経済課のもとLinuxをはじめとするオープンソースソフトウエアを、一つの選択肢として積極的に活用促進を図るべく政策を推し進めている。経済産業省ではオープンソースソフトウェアを活用することによる研究開発、標準化、組込み、人材育成によって情報産業を活性化する目的がある。行政での活用事例は中央省庁および地方自治体で多くの導入事例がある。品質、コスト、信頼性といった要素においては品質および信頼性については先にも述べたのと同様にサービスレベルに応じた選定が必要であるが、コストについてはソフトウェアそのものが無償であるオープンソースソフトウェアは設計・構築費を除くと実質イニシャルコストは0円である。そのため運用コストをふまえた議論が十分行われずに導入に至るケースが発生する。導入後の運用・維持費について計画を立てることが重要である。

オープンソースソフトウェアの安全性
新聞報道等でも識者の指摘がなされているように海外の特定の企業によって我が国の情報インフラ政策の根幹を透明性なしに委ねることはできない。これは、クライアントOS市場で圧倒的なシェアを有するWindowsについての論評である。これに対して、マイクロソフトは政府を対象としたソースコードの公開制度を設けた。原則、オープンソースソフトウェアはソースコードを自由に入手できるため透明性は高いが、行政システムの導入時にオープンソースソフトウェアの安全性についてソースコードレベルで検査を行うといった作業はコスト面から難しく、事実上、オープンソースソフトウェアの一般論に立脚した議論から結論を出すため、本当に安全であるかを示した上での選定にはなっていない。そのため、オープンソースソフトウェアに対して何も担保を付けずに導入する事例は少なく、オープンソースソフトウェアを商用にて供給するベンダーもしくは構築・運用を行うベンダーからサポートという形で補完している。

サポートと維持コスト
 オープンソースソフトウェアのサポートは一般的に難しいとされる。これは、オープンソースソフトウェアの開発元が問題点を認識して修正を加えるまでに十分な資金や人的投資を行えない場合があるからである。また、オープンソースソフトウェアに付加価値をつけたディストビュータが提供する商用製品の修正パッチの提供期間は数ヶ月間と極めて短い。ディストリビュータとは別に有償にてパッチを開発提供する企業もあるが、RedhatEnterprise Linuxを例にとると出荷より5年間という期間である。サポート費を支払続ければ契約に応じて半永久的にサポートを受けることの
できる商業ソフトウェアに比べると、オープンソースソフトウェアを利用したシステムの長期利用計画は立てにくい。システムの維持期間に合わせてオープンソースソフトウェアを選定する必要がある。

特許権と著作権の論理的関係
 *GPLは各国の諸法に基づいたものではないため、免責規定や配布規定などの条項が我が国の法律に必ずしも沿ったものであるとは限らない。我が国の特許法では第三者の保有するソフトウェア特許に抵触したソフトウェアを権利保有者の許諾なしに頒布すると特許侵害の責を問われる可能性がある。オープンソースソフトウェアのライセンスは特許権までも包含したものではない。GPLを主張したオープンソースソフトウェアでもコードの一部に第三者の特許を侵害するコードが含まれる場合には、法的措置の対象となり使用を停止せざるを得ない事態についてもリスクを負う必要がある。


*GPL・・・ **GNUプロジェクトが提唱するフリーソフトウェアのライセンス。ソフトウェアとそれを使用するユーザーに、
使用、複製、変更、再頒布などの自由を与えることを最大の目的とし、徹底しているのが特徴。
**GNU・・・「GNU is Not Unix」の頭文字を取った略号であり、UNIXと上位互換性のあるフリーな総合ソフトウェア
システムの名称。Richard M. Stallmanを中心とした、世界中の開発者によるボランティア活動によって開発が進められている。

みかん

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November 15, 2004

第九の季節

gassho.gif


 97年12月の頃のHP


 ちょっとよくなりかけた景気だが、最近まただいぶ減速してきたようだ。
 そろそろ年の暮れのあわただしさが伝わってくる季節になってきた。
 ちと気が早いが、そろそろ年賀状の準備も必要だ。
 tad

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November 14, 2004

書斎でもデフラグできたら

def.jpg

11月11日MPC(村山パソコンクラブで出たデフラグの話題について。

「デフラグとは要するにハードデイスク内のあちこちに分散化したフアイルを、コンピュータ自身がアクセスしやすいように、整理して並べ直す作業のことであって、どういう原理原則でそれをやっているか、などよくわからないし、わかる必要もないということでしょう。だけど仕事をしていく上でなぜ整理整頓が必要かはわかりますね。

先日11日の朝私自身のPCでやったデフラグなど実に見事なもので、ばらばらになったフアイルが連続フアイルで整理され直されていたのを皆さんにも見ていただきました。私自身なるほどと感心したものです。

こういうことを目で確かめられるというPCの世界がまたすばらしいわけです。昔の大型コンピュータの時代、そのハードやメンテナンスコストの大きさから、システム担当者の一つの重要な仕事はいかに効率的にコンピュータを使うかということであったわけです。そのための仕事の一つが、データフアイル全体をどのように持ち、どのようにシステム内に配置するか、そしてそれをメンテするかということがシステム設計の重要な部分であったわけです。

いや、今もそうなのでしょうが、今はコンピュータなんてことは全くわかない、しらない私達がすべてコンピュータまかせとはいいながらそうしたことを日常なんの苦労もなくやっているのだ、やれてるのだということだけは知っておいたらいいでしょう。

コンピュータ内の整理はコンピュータが完全にやってくれるからいいが書斎の整理整頓は自分自身でやらなければならない。私などそれが全くダメなのです。なにかある度に「さてあれはどこにおいた、どこにある」と探す回っている状況です。それでも探せればいいのですが、たしかにあったものがなかなか出てこない。もう半年以上探し続けているものもあるのです。困ったもんです。

tad

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領海侵犯

chinasub.jpg MLへの久保高明氏から寄せられた日本側の対応だそうです。
「浮上して国旗を揚げて、領海国に許可をもらえばよかったのにね。」 久保

昨日中国日本大使がどこかの大学で講演していましたが、領海侵犯のことには謝罪も、遺憾の意もなにも言わないで、小泉総理の靖国神社参拝がどうのこうのと非難していました。
そんなことってありますか。

いつも小泉批判の私も、こと靖国神社参拝のこと自体は意地でもやり通していいと思っています。

tad

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November 13, 2004

今週の二句

seibu.jpg

例によって下手な今週のニ句 です。

tad

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今週の意見(395):

西武鉄道上場廃止の意味

 先週の意見のタイトルは「閉鎖社会の象徴」であった。プロ野球界の閉鎖性こそ日本社会の閉鎖性の象徴そのものであるという趣旨のことを書いたつもりである。そして、それをまたそれを裏づけする事件が起こった。今年のプロ野球で日本シリーズを制し、日本一となった西武ライオンズ親会社、実際のオーナーは国土計画なのだが、西武鉄道が上場廃止という事態に追い込まれた。

 日本一となった西武ライオンズに監督、選手達はリーグ戦、パリーグでのプレーオフー戦、そして日本シリーズを必死で戦い、その栄誉を勝ち取った、その健闘ぶりは立派であり、褒め称えられこそすれ、彼らになんの罪もない。が、その陰で親会社西武鉄道さらにその持ち株主、国土計画の経営陣は一体なんという恥ずべきことをやってきたのか、ということである。

 今年の4月頃からだったか、西武鉄道が虚偽の有価証券報告行為を行っていることが少しづつマスコミで報じられるようになってきた。そしてそれは経営陣による西武鉄道株の不法な売り逃げ行為まで発覚するところとなって、ついに上場廃止にまでつながった。いわば当然ともいうべき結果になったのだ。

 私が知る限り、西武鉄道、その持ち株会社である国土が長年にわたって、不正な経理処理を繰り返してきたことはある意味で周知のことであった。何度かその経理処理の不透明性、違法性を指摘する記事が一部マスコミに報じられたことがある。そうした事情に詳しい専門家たちは「なんだ今更、そんなことは以前からわかっていたことではないか」という感想を持っているに違いない。その有価証券報告の内容について税務当局を含めて、関係当局がもっと踏み込んだ調査なり措置をすれば問題はもっと早く明らかになったはずである。

 そうした不正行為はそれをやってきた経営陣に最大の責任があることはいうまでもないが、そうした違法行為をある意味でかなりわかっていたはずの監査法人は一体なにをやってきたのか、そしてまたそれを監査してきたはずの監査役は一体なにをしてきたのかということだ。明らかに彼らは違法行為を見て見ぬふりをしてきたのである。

 そしてひどいのは経営陣が西武鉄道株が下落する前に株を売り逃げしょうとした行為である。オーナーの堤義明氏自らがあちこちに株を売りつけようと取引先に電話したというからひどい話である。いわゆるインサイダー取引を白昼堂々とやったわけで恐れ入る。一般の民間企業の企業経営者には考えられない行為であろう。

 どうしてこんなことになるか。いうまでもなく国土計画が堤義明と言う絶対のワンマンオーナーの経営であるからだ。そこにはワンマンオーナー経営には避けられない経営の不透明さがある。心ある取締役や、監査役がいて、その間違いを指摘してもワンマン経営者はいうことを聞かない。ワンマン経営者はそうした取締役や監査役を排除し、自分の意のままになるものしか役員にしないのである。

 あらゆる意味で西武鉄道の不祥事はまだまだ残る閉鎖的な日本社会の中で起こるべくして起こった事件である。堤氏をはじめとする経営陣はいずれさまざまな罪に問われることになるのだろうが、日本企業統治の仕組みを守るために関係当局の徹底したオープンな調査と処罰が望まれる。

2004/11/13
Tadashi HAYASE

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November 12, 2004

なるほど日本のエース

今日米野球をやっているが関心がなく、全く見ていなかった。が、昨夜たまたまチャネルを回していたらやっていたので見始めたのだが、松坂の好投に魅せられ最後まで見てしまった。

アテネで活躍したの、日本のエースだの解説者が言ってたが、最初はどんなものかと心配して見ていた。が、そのうちなるほどとたいしたもんだと思った。あのMLB強力打線を真っ向から相手にして完投一点に抑えたのだから。

松坂も多分そのうちメジャーに行くだろうけど、ぜひそうなって欲しいね。

tad

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November 11, 2004

チョコレートコスモス

cyocos.jpg
MPC(村山パソコンクラブ)会員のO
さんが、近くの昭和記念公園で撮
った写真をMLに送ってくれました。
ここにはコスモスが沢山咲いていま
すが、これは珍しいでしょ。


tad

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November 10, 2004

シンガポール旅行報告完全版

sentosa.jpg

シンガポール旅行記ももう少しやろうと思ったのにビデオフアイルが重くて載せられなかったりして、頓挫したままになっていました。阿部鈴子さんが完璧な報告書をHPにお載せになりましたので、その紹介も兼ね、これで代行させていただくこととしました。  すみませーん!


シンガポール旅行完全報告版

tad

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久しぶりに作った曲

明日のパソコンクラブではパソコン音楽を取り上げますが、その話題づくりのため久しぶりに一つ作ってみたものです。

晩秋の北アルプル連峰

tad

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飫肥のヒメイタビ

hime5.jpg

宮崎で小児科を開業している私の実の弟からメールをもらい、おもし
ろいと思ったので紹介させていただきます。

飫肥のヒメイタビの研究

tad

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棒人間アニメ

kaiten.gif

小学校5年の孫にいつか、ちょっとしたアニメをメールで送ったら、それで興味をもったらしい。自分で簡単なアニメを描き始めた。簡単な丸と線だけで描いた棒人間なるものを使ってさまざまな動きをアニメにしたものだが、これがなかなかおもしろい。こうした人間の動作の基本を表現することがこれから本格的なアニメーションをやる基本ともなるのだろう。

tad

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November 09, 2004

閉鎖性の最たるもの

隅田繁雄氏の論に対するコメントです。

「日本の柔道が国際化し、柔道人口が世界中に増え、「Ippon」「Wazaari」のような言葉が世界中で通用するようになっているのに、全日本選手権を外国人に開放しない。ゴルフの全米オープンや全英オープンに日本人が参戦し、テニスのウインブルドンや全仏オープンに日本からもトライする時代なのにである。いまやスポーツの「本家」なぞなくなってきている。なのにそのことの認識がまるでない。頑なに「伝統」とやらを守ろうとしている。その道に明日はあるのだろうか。」 隅田繁雄氏

以下私のコメント:

アテネでの日本柔道の活躍はすばらしかった。それは日本の柔道が本物だったからだ。長い歴史の中で磨かれた技と精神がそこで実践されたからだ。日本柔道が世界的なものとなって一時期、本家たる日本の柔道のかげが薄くなったことがある。国際大会であの青色の柔道着を使用することに、柔道の伝統を汚すものだと日本は大反対したが、国際世論に押されてしまった。日本柔道界は切歯扼腕したにちがいない。

がそんなことは枝葉末節のことだったのだ。第一見ている方だってあの方がわかりやすいし、合理的だ。そんなことより、柔道の本来の正しい技をどう伝承するか、の方がはるかに大切なことであったはずだ。

私など柔道なんてやったこともないし、オリンピックで見る以外その試合を見ることも殆どない。が、見ていて、わかることはメダルを取った選手達は、試合場での立ち姿はみな外国人のそれに比べて堂々としていて美しい。外国選手は総じて、腰を引き、格好が悪い。逃げの姿勢が多いわけだ。見ていて感じがよくない。その点日本選手は堂々と組んでいる。そして積極的に攻め技を掛ける。

いや、よくわからないが、しばらく欧州勢が強かった時代の柔道はどうもせせこましかったのでないだろうか。その点今回の日本勢は一本勝ちが多かった。腰を引いて逃げる姿勢など皆無だった。もちろんそれをやると厳しく減点されるということはあるからだろうが。

いや、いいたいことはそんな技術論などではない。そんなこと私にわかるわけがない。が柔道が世界にオープンになったおかげで、そして一時期にせものにやられていた時代を経験したおかげで、本来の日本の柔道が復活したということであろう。あらゆることで同じことが言えるのではないか。

柔道以上に日本的なスポーツに相撲がある。ここしばらく外国勢の横綱に支配されてきた。そして相撲界のトップ達の本音はそのことを苦々しく思っているに違いないのである。いや、多くの日本のフアンだってそう思っているのかもしれない。

しかしである。日本で最近落ち目の相撲人気を取り戻すためには、やはりこれを徹底的に国際化することである。それ以外にはないように思う。モンゴルはもちろんアメリカロシア、中東、アジア、どこからでもいいから、どんどん有力相撲取りを育てたらいいのである。そうした形で国際化すれば、相撲界全体が活性化する。その中でまた国産の強い力士が出てくるにちがいないのである。

さらに柔道だ、相撲だ、なんだかんだのオープン化、国際化が本来いいたいことでない。それは起こるべくして起こったし、それでそれぞれの閉鎖的世界がよりオープンになりつつあることで活性化する過程にある。企業社会もそうである。これは必然的にそうなる。そうでないところは淘汰されていくことはいうまでもない。

が、日本にもまだまだどうしようもなく閉鎖的で非国際的な世界が沢山残っている。プロ野球界もそうなのだが、それなどたいした問題ではない。そしてごらん通りやはり競争原理が働いて、ようやくその構造改革が始まった。が、相変わらずどうしようもない世界がまだいくつも残っているのである。

その代表的なものは官界であり、学界だろう。日本社会の長期停滞、低落傾向の二大要因はそこにある。

tad

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情けない閉鎖社会日本

私の論に対する隅田繁雄氏のコメントです。

「井口だ、中村他の選手についてはそうかもしれない。が、いいではないか。そういううチャレンジ精神大いに結構。 その結果はすべて本人の責任。それを日本の野球のためがどうのこうのなどという必要がどこにあるか。イチロウがアメリカ人に野球の面白さを改めて教えたように、田臥も同じことをやるのかもしれない。やって欲しい。世の中どんなことにも固定概念、既成概念を破ることに新しい進歩や発展の土台があるのだ。」 tad


卓見だ。私も諸手を挙げて賛成する。

どうして日本人、とくにある分野で功成り名を遂げた人たちはかくも頑迷固陋で、tadさんの言うきわめて当たり前な見識をもてないのだろうか。日本ではこういう人たちがその分野のボスとなって、実権を握り、リードし、独善的に物事を決めている。それに抵抗する者は排除される。それゆえ余計始末が悪い。まっとうな意見を圧殺し、双葉のうちに摘み取ってしまう。出る杭は打たれるだけではない。根こそぎ引き抜かれてしまう。これでは改革の出来るわけがない。

とりわけ外国からの進出と日本での活躍には、必要以上に神経質になる。自分たちの有形無形の利権が脅かされると恐れるのだろうか。自分たちの意のままにならなくなるとの危惧からだろうか。結果として、悪しきナショナリズム、閉鎖主義的体質に陥ってしまう。自分たちの世界だけは、グローバリズムと無縁でいたいのであろう。

アメリカのNBAには、現在世界30数カ国、60人以上の選手が参加しているという。アジアからも田臥を入れて3人。中でも中国の眺明は屈指のスター選手になっている。

アメリカのスポーツ界で日本を含む外国選手が活躍しているのは、ゴルフや野球の例を挙げるまでもない。バスケット、ゴルフ、野球はフットボールとともにアメリカの国技と言ってもいいスポーツだ。それらの舞台で、力と技量さえあれば世界中の誰にでも働き場所は開放されている。誰にでもスターダムにのし上がるチャンスが保証されている。どこの国から来てもアメリカンドリームを体現できるのだ。

以前私はアメリカのプロ野球を「大リーグ」「メジャーリーグ」と呼ぶのに抵抗があり、アリーグとナリーグそれぞれの覇者がアメリカ一をめぐって争うだけの試合を「ワールドシリーズ」と称しているのを、おこがましい、けしからんと思ったことがあった。しかし世界中から集まった野球選手が技と力を競い合うのならば、さもありなんと思えるようになった。

 スポーツに関する限り、アメリカとはそういう国である。きわめてオープンである。もとよりスポーツとは、そういうものであるはずだ。何もアメリカだけが特別開放的で、民主的だというわけでもないと思う。もっともそのアメリカも昔からそうだったわけでは決してない。どのスポーツでも、長く人種差別が続いていた。いまでこそ黒人やラテンアメリカの人たちなしに考えられない野球も、ずっと白人だけの競技であった。黒人が活躍し始めてからの歴史はさほど長くない。現在も水泳選手に黒人はいない。国内のことは知らないが、少なくとも国際試合に黒人が出ることはない。瞬発力にすぐれた黒人が水泳に向いていないとは思えないのにである。何でも黒人と同じプールに入るのを白人が嫌がるのだと聞いたことがある。悲しいことだが、まだアメリカにはそういう側面も残っている。それでも日本よりはるかにオープンだ。

その点、日本の閉鎖性は情けない。どんどん出ていくのに、積極的に門戸を開こうとしない。日本の柔道が国際化し、柔道人口が世界中に増え、「Ippon」「Wazaari」のような言葉が世界中で通用するようになっているのに、全日本選手権を外国人に開放しない。ゴルフの全米オープンや全英オープンに日本人が参戦し、テニスのウインブルドンや全仏オープンに日本からもトライする時代なのにである。いまやスポーツの「本家」なぞなくなってきている。なのにそのことの認識がまるでない。頑なに「伝統」とやらを守ろうとしている。

その道に明日はあるのだろうか。 隅田繁雄

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November 07, 2004

今度は買ってくれの勝手だが

楽天vs.ライブドアのことを「今週の意見」を書いて載せたのが土曜日の朝。日本のプロ野球機構が新規参入球団として楽天を選び、ライブドアを落としたことで、全部決着がついたかどうかわからんよと書いたのだ。 そしてなんと土曜日の夕刊をみたら、トップ記事にパの盟主ともいうべき西武が売りに出たとあったからびっくりしました。いや、もう一つの盟主、ダイエーも売りに出ているのですから、パリーグの再編成これからが本番なのだ。

で、勝手なことに西武ライオンズのオーナの国土計画、会議で蹴飛ばしたライブドアにまで、西武を買ってとやったらしいから、その勝手さにあきれましたね。

いや、そうなんでしょうね。

関連会社の業績そのものが悪くなったことはしかたがないし、そのこと自体ビジネスとしてなんら恥ずべきことでもない。が、必要以上に事態を悪化させたのはオープンに事を運ばず、不正に西武株を売ろうとしたりしたことがばれて株価急落となったのでした。自業自得というべきか。

売却価格200億円といってるらしいが、100億円くらいならライブドアも買うかもしれない。西武ライオンズならなにせ今年日本一。ライブドアライオンズ対楽天イーグルスの対決なんておもしろそう。ついでにYahooホークスの参入となればなおさらおもしろいのでは。

それならまた所沢球場に足を運んでもいい。

tad

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November 06, 2004

バイエル64番

bye64.jpg

今週も64番をやっとこさ録音です。普通に弾いていれば、まあ大体うまくいくのに、
いざ録音となると、緊張して間違うものです。

バイエル64番連弾曲
バイエル64番アンサンブル曲

tad

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今週の一句

まさにへたくそなもんですが、まあ継続は力なりでして・・・・

今週の二句

tad

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November 05, 2004

閉鎖社会の象徴

「やはり楽天に決まりました。予想していた通りとはいえ、程度の低い出来レースを見ていた感です。このレース、もともと「ライブドア外し」それだけのためだったのです。」隅田氏

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本件に関しては隅田さんと100%意見一致ですね。いや、隅田さんは例によってナベツネを槍玉にあげておられるが、私は財界全体、日本社会の閉鎖性そのものを最初から問題にしている。その点でははるかに問題提起の次元が高いということです。 ハハハ。

すでに述べたことだが、楽天社長のあの言葉が気にくわない。「50年間なかった新規参入という快挙を果たした」 何を言ってるのだ。そんな閉鎖社会を作り、守ってきたのは誰だ。そしてその閉鎖社会を守ろうとして、閉鎖社会のドンたちと相談してあんたを担ぎだしたのは一体誰だということです。

仙台市民の反応はまともであった。「できればライブドアにきて欲しかった」と多くの市民たちは言っていた。が、世の中、体制が大勢を支配してしまうともう何が本当がまともで、何がおかしいか、などという問題はもうどこかに行っててしまう。来年4月の開幕になったらもうみなそんなこと忘れて、宮城球場は満員になるにちがいない。そして楽天は一応の成功を収めたことになるのだろう。

しかし、それで日本のプロ野球全体が本当にそれで発展していくのか、となるとそうでもないだろう。だってその経営のトップ達の考え、やり方はなんら変わっていないからだ。ナベツネに代表されるあの古い体質のオーナー経営者に一体なにがどう変えられるのか。彼ら、楽天決定の後で何を言ってるか。口をそろえて「球団経営なんてそう簡単じゃないよ。それにもう新規参入なんて当面認めない。」

新規参入なんてどんどん認めたらいいのだ。場合によってはサッカーのように一部二部入れ替え性にしたらいい。万年最下位でも絶対淘汰されることがない世界なんてほかにどこがあるのか。

tad

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程度の低い出来レース

新規参入球団、楽天決定についての隅田繁雄氏のコメントです。
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やはり楽天に決まりました。予想していた通りとはいえ、程度の低い出来レースを見ていた感です。 このレース、もともと「ライブドア外し」それだけのためだったのです。

 今年の6月、近鉄・オリックスの合併が発表された直後、いち早く手を挙げたライブドアを問答無用とばかり、門前払いにした際、ナベツネが言い放った言葉をみなさんご記憶ですか。「僕の知らない人が入れるわけがない」という驚くべき発言を。ライブドア外しはそのときから始まったのです。そして結果がその通りになっただけなのです。

 わずか12人のオーナーで構成されていたオーナー会議という閉鎖社会、その社会は盟主ナベツネの意のままに動く仲良しクラブだったのです。密室でプロ野球の重要事項のことごとくをナベツネの思惑通りに、決めてきたのです。この閉鎖社会には、全く他人の入る余地はなかったのです。 ITのことがよく判っていない(と思う)ナベツネにとって、ライブドアの堀江なんかはどこの馬の骨だか知れない若造で、しかも人前にTシャツで現れるとんでもない奴と
しか写らなかったのでしょう。一昨年でしたか、FA宣言した近鉄の中村紀洋に「茶髪は要らない」という非常識なセリフを吐いて袖にしたときのナベツネと、私には二重写しに見えるのです。そんなナベツネが堀江を閉鎖社会の一員にするはずがないのです。

一方楽天の三木谷は事前に読売のトップや財界首脳にきちんと挨拶をし、仁義を切っています。堀江より若いのになかなかしっかりした奴だ、彼なら自分たちのやろうとすることに異を唱える奴ではなさそうだ、仲間に入れても大丈夫そうだ、少なくとも堀江よりまともな奴だ、とナベツネの目に写ったと容易に想像がつきます。仙台のファンが楽天に反発し、ライブドアに圧倒的なシンパシーを持っていても、そんなことは知っちゃいない、と平気で無視するのです。
 
本来なら新規参入を認めるどころか、球団数を減らして縮小均衡を目指していたナベツネ以下の陰謀が憎き選手、読売以外のマスコミ、予想外であったファンによって潰されました。そしてセパ6-6を維持させられました。そうなった以上、彼らが12球団で構成するオーナー会議の体質を、極力従来通りに守っていかなければならない、と考えるのが自然でしょう。

 つまり楽天が選ばれたのは綿密な審査結果でも理屈でもないのです。ただひたすら自らの閉鎖社会を維持し、プロ野球界を支配し続けるためなのです。

 結果として球界の改革は何一つ進まないでしょう。選手会がストまで決行して要求したのに、オーナーたちにはもともとそんな気なんかないのですから。それに改革の芽を出る前に摘み取ってしまうのですから。一方的な意見だとお受け取りになる方は、これからの動きを注視していて下さい。

隅田繁雄氏

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November 04, 2004

楽天新規参入50年目の快挙?

今朝のMLから:

「この際仙台は楽天でもいいからライブドアも入れてやればいいのにと思いました。 SHIDAXなんかが社会人で結構強いらしいじゃないですか。そこをプロに格上げさせたりしてもう1球団増やせばセパ7・7チームリーグができる。まぁ、7ってのも奇数 でちょっとやりにくいとは思いますけど。でも球界再編成にはいいんじゃないかな?」蜻蛉さん

私のコメント:

「楽天社長が「50年ぶりで新規参入という快挙を果たした」などと記者会見で語っていたが、何言ってんだ、と思いました。50年も組織内容が変わらない組織なんて、他の世界にありえるものか。そんなものは快挙でもなんでもない。そのこと自体がおかしいのである。」

そんなおかしい世界を財界から送られて入ってきた楽天の社長がどう変えられるのか、だ。

tad

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緑の深呼吸

greenr.gif

「減らすより 増やせ緑の 深呼吸」

CO2削減もさることながら、
ということです。

tad

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地球温暖化

ondan.gif
「誰がため 削るの惜しむ CO2」  

1997年12月に作ったもの。
ブッシュ当選でアメリカはまだまだ
ダメですね。

tad

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November 03, 2004

Field of Dreams 夢の球場

村山英会話クラブでは、洋画を教材に使っています。明日4日で講師の上田道雄氏はアメリカ映画Field ofDreamsのシナリオを準備し、実際に映画を見ながら解説してくれます。

上田氏よりのMLへの投稿;
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「(以前から探していたのですが、なかった。)今朝別の video rental shop に立ち寄りましたら、幸いにも”Field of Dreams"のDVDを見つけましたので、借りてきました。木曜日に持参しますので、お手伝い願えれば、みんなで楽しめるかと思います。また Amazon で中古の video も見つけましたので、注文しておきました。」
上田道雄氏

以下私のコメント:
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Field of Dreams は見ましたが、英語の勉強教材としても大変いいものだと思います。

昨日楽天の参入をめぐってのオリックス宮内オーナーやロッテの球団代表の発言など聞いていてがっかりしました。既存の球団でさえ、球団経営は大変なんだ。そう簡単じゃない。それにもうこれ以上参入させないぞ、と言ってるのです。夢も希望もない話です。宮内氏なんてあれでよく規制緩和諮問委員会の委員長が務まりますね、

しがない農場経営者がメジャーリーグの野球に夢をかけて、自分のとうもろこし畑に野球場を作ってしまう話とは天地の差があります。アメリカの一世紀にわたる野球の歴史と日本のそれとの差だと言ってしまえばそうなんですが。果たしてそれだけかな。

tad

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BLOGのすすめ

関 陽子さんの投稿より

私のブログ  私のブログはこちらです。

私の場合 プロバイダー料金 1,800円/月(ウイルスチェック付き)で100MBまで無料で使えます。HP ウエブリブログ ウエブリアルバムに たくさん画像を載せています。でもまだまだ枠はいっぱい残っています。

私が毎日Webに日記を書いているなんて、自分自身想像できないことでした。それをさせているパソコン・インターネット 計り知れない魅力があるのですね。日記と言っても あたりさわりのないことばかりですが、すらすら文章が出てくるわけではなし(タイピングだけすらすら)楽しんでというよりは苦しんで 毎週HP更新 ブログ日記を続けている
状態です。ごく少数の友達が「毎日読んでいるよ」と言ってくれるし「私もやってみようかな」とも。励みになります。
それともう一つ 記事に関係あるなしに関わらず ブログに毎日一枚ずつ写真を使っていますが、デジカメの一石二鳥の活用法だと思っています。

tadさんのブログ
ピエロさんのブログHPと連動
岡田さんのブログ 花と写真
阿部さんのブログ

関 陽子氏

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ピアノ挑戦集

bye63s.jpg
MLでIWTBさんから、最近ピアノ挑戦集が聴けないではないかと、言われた。しばらくアップが面倒でさぼっていたのだが、恥を忍んで載せることにした。

バイエル63番 連弾曲
バイエル63番 アンサンブル曲

tad

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November 02, 2004

楽天かライブドアか

さあいよいよ楽天かライブドアかの決着がつくときがきたようだ。楽天有利な報道だが、それは最初からわかっていること。保守的プロ野球機構にとっては楽天の方が無難だからだ。ライブドアなど入れたら何を始めるかわからない。

それと最初に言ったようにライブドアの例のHサイトのことがある。巨人代表などは最初からこれを決定打としたかったし、聴聞会でもそのことをライブドアにだけしつこく聞いたそうだ。楽天にだって同じような問題がないわけではない。がそっちには一切質問はしなかったそうだ。それは明らかに不公平。

さて、楽天当選、ライブドア落選でこの話は終わりになるのだろうか。

tad

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美瑛の丘

saekit.jpg

パソコンクラブのMLに投稿のあったSさんのすばらしいパソコン画です。

tad

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November 01, 2004

医者までマスコミになる時代

下の現地リポートを見て感じたことです。私達に一体なにができるかです。義捐金を送ったりすることは個々にできることなんですが、困っている人たちをどう助けるか、そのことで政府行政は一体なにをどうしようとしているのでしょうか。そのことがまず一番の問題ですね。

そしておかしい感じるのはマスコミの報道ぶりです。現地報告でもありましたね。

「マスコミに対しては、どうか支援活動の妨げ となり 被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての抗議の声をあげてく だ さい。」 玉造氏

昨日NHKのニュースを見ていてびっくりしたことが一つあります。あの救出劇の優太ちゃんの病室での様子をなんと延々と4,5分放送していました。それを撮ったのは担当医師。全国のみなさんにその後の様子を知らせたいということで自ら撮ったというふれこみでした。それがほんのワンショットならいいが、これ食べてみなさい、おじいちゃん、おばあちゃんと話しなさい、挙句の果て、手でサインまでさせるという演出ぶりでした。この人一体何者? これが医者の仕事か、と言いたくなりました。

それを延々放送する方もする方。たしかにあの救出ははすごいことであったし、よかったと全国民が感動したに違いない。しかし、その一方で母親、姉が亡くなっているのです。一体こんな放送して何を言いたいのか。それは個人のプライバシーに関することであり、そっとしておいてあげるのが、家族に対する思いやりではないのか。興味本位としか思えない。これが担当医師のすることか。また、こんなものを延々と放送するNHKの神経はおかしいのではないか。

その回復ぶりを医学的に説明するのならまだわかる。まだ、頭に包帯を巻いた雄太ちゃんにいろいろ演技させ、食べたり飲んだりする姿を延々5分も写す必要性が一体どこにあるのか。

tad

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新潟中越地震の現地報告

「新潟県中越地震の現地報告を聞いて下さい。この報告は我孫子市立我孫子中学校勤務の栗原祐子さんに届けられた内容をそのまま掲載します。」坂田宏子氏 
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ボランティア及びご支援・ご協力される方は直接・現地に連絡して応援して下さい。金銭等のご支援は各郵便局で取り扱っておりますので郵便局で手続きをお願いします。

倒壊した建物の再建、当面の生活資金、公共施設等回復、金銭的支援が待たれています。暖かいご支援をお願いします。(玉造・記)

どうか助けて下さい。小千谷市役所、小学校での救援物資の配給や、炊き出しなどを手伝っていますが現場はまだまだ混乱しているし、人出も足りていません。

そんな状況下で、マスコミの取材陣が50人近く現場付近を陣取っています。小千谷市 役所の正面に車を止めている為に、救援物資を運ぶトラックは遠くに止めることしか 出来ず、 ボランティアの人達がせっせと現場に物資を運んでいますが、報道陣はそれを手伝う 気配すらありません。心労と肉体的疲労が積もっている被災者の方々に当然のように マイクを 向け、24時間カメラをまわし続ける神経もさっぱり理解できません。

現地では今、「大人用の紙おむつ」が不足しています。「赤ちゃん用おの紙おむつ」 は足りています。あとは、トイレが使えなかったり、下着を替えられなかったりする ので「パンティ ライナー」があると重宝しますが、こちらではもう品切れで手に入 りません。P&G 、花王、ネピアなどの紙おむつメーカーに電話をして、現状を伝えてください。

夜の寒さが厳しいです。お年寄りは使い捨てカイロをもむことすらできないので「貼るカイロ」が必要です。マスコミの仕事は、こういった情報を伝えることだと思うの ですが‥。

今日はこのあと、小千谷小学校に小泉首相が来るということで、マスコミ報道人の数はさらにふくれあがり、「毛布の配給が出来ないので、小泉さんが返るまで待つよう に‥」と いう連絡が入りました。一体何の為の視察なんでしょう? 午前中にも数名の政治家 さんが小学校に来ましたが、トイレはどこかとたずねられ、仮設トイレを案内したと ころ「私 に仮設トイレを案内するつもりかね?」と、言われたそうです。いったいこの国は、 どうなっているんでしょう?

現地では、大人用の紙おむつと、パンティライナー、貼るタイプのカイロを必要としています。これらの商品を販売している企業の「お客様相談室」宛てにメールを送っ たり、電 話をかけたりして、「小千谷市の被災者が求めているもの情報」を、伝えてくださ い。あなたのblogやHPの中で、ただ伝えるだけでかまいません。皆さんの声が企業や 行政を動か します。マスコミは頼りになりません。マスコミに対しては、どうか支援活動の妨げ となり 被災者の心労を倍増させる今の取材のやり方についての抗議の声をあげてく だ さい。あまりにひどい状況です。

小千谷市にも、続々と個人の方からの救援物資が届いています。有り難うございます。しかし、それを種類別に分けて、配布する人出がありませんので、以下の点に注 意して送っ ていただけると大変助かります。段ボールには、外側に「毛布」「洋服」「下着」な ど、中身を大きく書いて貰えると助かります。靴下1足、下着1枚でも有り難いので すが、も し出来ればご近所の方と声を掛け合って、ある程度まとまった数があると、とても助 かります。送り先の住所はこちらです。

新潟県小千谷市城内2-7-5 小千谷市役所あて
〒947-8501
新潟県小千谷市城内2-7-5
小千谷市役所 総務課
電話: 0258-83-3511(代表)
E-mail:info@city.ojiya.niigata.jp

お手数をお掛けしますが、宜しくお願い致します。

ひとミュージアム上野誠版画館
長野市川中島町今井1698
℡ 026-283-2251
Email:hito-art@mx2.avis.ne.jp
http://w2.avis.ne.jp/~hito-art
館長  田島 隆
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合同訓練に反対

自衛隊との合同防災訓練に反対している人たちがいるんですね。 tad

「調布、八王子、横田でも、防災訓練はあらゆる困難の下に派手にやっています。9・1防災訓練=自衛隊の有事演習に怒りの反撃集団犠牲者玉砕主義願望者が多い地域でしょうね。」 (^_^)久保高明氏

反対!   なんで?

tad

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お化け椎茸

shiitake2.jpg
「我が家で3年前に椎茸の菌を植え付けてい
た木にやつと椎茸が出てきました。1本の木だ
けにそれもお化けの様に大きい思わず デジカ
メで写真を撮りましたので皆様にお見せします。
今晩食べ るつもりですが大丈夫か心配です。」


パソコンクラブ会員の Sさんよりの投稿です。 tad

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