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April 23, 2005

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04/24 18:49 山手線、線路わきで煙 共同
ttp://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/454.html
投稿者 倉田佳典 日時 2005 年 4 月 25 日 22:18:59: eahs5MlcSyO0.
04/24 18:49 山手線、線路わきで煙
 二十四日午後三時四十分ごろ、東京都港区高輪三丁目のJR山手
線外回りの線路わきから煙が上がっているのを、山手線の運転士が
発見。連絡を受けた後続電車の運転士が現場で電車を止め、車内に
あった消火器で消し止めた。
 JRによると、煙が出ていたのは、線路の敷石を固定するために
使われている樹脂などで固めた布の一部とみられる。警視庁高輪署
と東京消防庁が出火原因を調べている。
 現場は品川駅ホームから南に約百メートル。消火活動にあたった
電車を含め山手線の内回り外回り計八本が最高十六分遅れた。
20050424 1849
[2005-04-24-18:49]

貼り付け元 ttp://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/454.html>

線路に置き板:
列車が緊急停車 札幌市のJR学園都市線
 25日午後3時20分ごろ、札幌市北区拓北のJR学園都市線拓北駅-篠路駅間の下り線路上に板が置かれているのを浦臼行き普通列車(5両編成、乗員・乗客95人)の運転士が発見した。急ブレーキをかけたが間に合わず、板をひいて停止した。乗員・乗客にけがはなく、列車にも異状はなかった。札幌北署は何者かが線路に板を置いた可能性があるとみて往来危険の疑いで調べている。
 同署などによると、板は木製で、車輪に押しつぶされて砕けたため、大きさははっきりしないが、レールをまたいで置いてあった。線路の両側には侵入防止さくがあり、現場から約30メートル離れた踏切から何者かが侵入したらしい。この影響で同列車は7分遅れた。【鈴木勝一】
毎日新聞 2005年4月26日 3時15分

貼り付け元 ttp://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/jiken/news/20050426k0000m040173000c.html>

置き石多発、非常ボタン押すいたずらも JR宝塚線
2005年04月25日23時02分
 快速電車の脱線事故が起きたJR宝塚線では、昨年1月以降、線路上に石や自転車が置かれる危険行為や、踏切の非常停止ボタンが押されるいたずらが相次いでいた。兵庫県の尼崎市と川西、伊丹、宝塚の4市で今年2月までに11件にのぼり、置き石や置き自転車については県警が威力業務妨害容疑や列車往来危険容疑で捜査している。
 昨年1月11日、川西市南花屋敷4丁目のJR宝塚線踏切で非常停止ボタンが作動。このほか3月に1回、6月に3回、尼崎、川西、宝塚市内の計4カ所の踏切で何者かによって非常停止ボタンが押された。
 昨年2月3日には伊丹市北河原の踏切で、運転士が「ゴン」という音を聞いて緊急停止。さらに同月11日、川西市内の2カ所の踏切で同様に異音がしたため電車2本が緊急停止した。同月18日にも宝塚市内で踏切内に障害物があることを示す検知器が作動した。7月7日にも川西市内の踏切で置き石が原因で電車が緊急停止した。
 今年に入ってからも2月24日、尼崎市猪名寺1丁目の踏切内に置かれた自転車に快速電車が接触する事件があった。

貼り付け元 ttp://www.asahi.com/national/update/0425/OSK200504250102.html>

幹線ボルト外し/専用工具使用か/周到に準備、計画的な犯行

 不破郡関ケ原町藤下の東海道新幹線岐阜羽島-米原間の下り線で30日未明、レールのボルト25本が引き抜かれていた列車妨害事件で、県警は垂井署に特別捜査本部を設置し、列車往来妨害と新幹線特例法違反の疑いで捜査している。列車の通過と共にボルトが徐々に緩めば大惨事にもなりかねない事件だけに、不審者の目撃者捜しを中心に、捜査員160人態勢で犯人の解明に全力を挙げている。
 調べでは、ボルトは、直径3.5センチ、長さ20センチ。金属製で、コンクリート製の枕木とレールを固定する。JR東海によると、普段ボルトを締める作業は電動工具「ボックススパナ」を使用。この工具ならボルト25本を外すのに10分と掛からないが、手作業では習熟度や力にもよるが20分、30分掛かるのではないかと見られる。抜かれたボルトはその場に捨ててあった。
 現場は丘陵の間を貫いており、線路の外側をフェンスが張り巡らされている。南側の山際と線路を仕切るフェンスの上部に有刺鉄線があり、幅約170センチ、高さ50センチにわたってカッターようの物で切断されていた。犯人はこの有刺鉄線を切断し、フェンスを乗り越えて侵入したらしい。
 捜査本部では、犯人がボルトを抜く工具や有刺鉄線を切断する工具をあらかじめ用意したと見られることから、周到に準備した計画的犯行と見ている。現場近くは山あいが続き、高架も多く、犯人は事前に下見をし、侵入路を調べていたらしい。
 現場は、5年前の93年6月、線路にワイヤーが巻き付けられ、留め金で固定されているのが見つかった場所から約300メートル東。この事件は未解決で、同年8月には滋賀県彦根市でも類似の妨害事件が起きている。
 犯行現場は近いが、同本部ではワイヤーの犯行について「手口が違い、関連は薄いのでは」と見ている。

貼り付け元 ttp://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/9805/0501.htm>

列車妨害予告の手紙/ボルト外しと関連か/JR名古屋駅などに届く
 不破郡関ケ原町の東海道新幹線でまくら木のボルト二十五本が引き抜かれていた事件で、四月三十日の犯行後、東京、名古屋、京都、大阪、金沢、新潟などの各駅長あてに「ゴールデンウイーク後半に乗客を巻き込む列車妨害をやる」などという内容の手紙が届いていたことがJR東海などの調べで一日までに分かった。
 これに類似した手紙は私鉄の一部にも届いていたという情報もあり、垂井署の捜査本部は広範囲に出されている点を重視し、ボルト引き抜き事件と関連があるかどうかを調べている。
 捜査本部は一日午前、引き続き百六十人態勢で、前日より範囲を広げて現場付近での遺留品の捜索、不審者の目撃者捜しなどを進めている。
 JR東海によると、郵送された手紙には差出人名はなく、各駅とも同じような内容だったという。このうち三十日昼前、東京駅に届いた文書はあて名が「東京駅長殿」となっており「ゴールデンウイーク中に列車破壊工作を行う」という内容だった。
 いたずらで駅や列車を爆破するという文書がJR東海などに届くことは、いたずら電話も含めよくあるが、今回のように広範囲にわたることはあまりないという。
 事件発覚前に投かんされているとみられることから、捜査本部は犯行にかかわった者による可能性もあるとみている。
 捜査本部はJR東海から提供を受けたボルト調整用のスパナを使い、ボルトがどのように外されたのかや、防護フェンス上の有刺鉄線の切断面なども調べている。
県警、160人態勢で捜索/遺留品など発見急ぐ
 不破郡関ケ原町藤下の東海道新幹線の下り線で三十日未明、レールを固定するボルト二十五本が抜かれていた列車妨害事件で、県警捜査本部は一日朝から、捜査員約百六十人態勢で犯人のこん跡や遺留品などを捜索している。
 捜索はボルトが抜かれていた現場を中心に、新幹線の線路南北五百メートルの東西約十五キロにわたって、こん跡、遺留品の残っている可能性が高いと思われる地域を中心に実施。捜査員らは、午前九時から垂井署で捜査会議をした後、現場に出発した。
 一方、午前十時半から開かれた会見で、捜査本部の坂本靖夫県警刑事部参事官らはJR東京、大阪、名古屋など複数の駅に送られた犯行をにおわす文書について、「三十日午後の段階で把握していた。内容については承知しているが、犯行の日時場所などトータル的に見ているので、事件の一つとして無視はしていない。捜査に全力を尽くす」と話している。

貼り付け元 ttp://www.jic-gifu.or.jp/np/g_news/9805/0501.htm>

線路立ち入りで1万人影響
大阪 JR東海道線 
 24日午前11時50分ごろ、大阪市淀川区のJR東海道線尼崎-塚本間で、網干発野洲行き快速電車の車掌が線路脇を歩いている黒い服を着た人影を発見、新大阪総合指令所に通報した。JR西日本は上下線で一時運転を見合わせた。
 駅係員らが捜索したが見つからず、後続列車が徐行運転して安全を確認。約20分後に運転を再開した。上下6本が部分運休、39本が最大30分遅れ、約1万1000人に影響した。(共同通信)

貼り付け元 ttp://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2005042400041&genre=C4&area=O10>
JR特急が金属ふた巻き込む=緊急停車、200人けがなし-大阪
 25日午後2時6分ごろ、大阪市北区大深町のJR貨物線で、新大阪発白浜行きのJR西日本の特急くろしお19号(6両編成)が金属製のふたのようなものを車体の下に巻き込み、緊急停車した。約200人の乗客にけがはなかった。列車は現場に約45分停車し、再び出発した。
 府警曽根崎署は悪質ないたずらとみて、列車往来危険の疑いで調べている。 
(時事通信) - 4月25日21時2分更新

貼り付け元 ttp://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050425-00000200-jij-soci>

Posted by: Takaaki Kubo | April 26, 2005 at 08:38 AM

損害賠償請求事件                                大阪地裁昭五七(ワ)一〇七六号                         昭59・1・31民一五部判決                          原告 京阪電気鉄道株式会社                           右代表者代表取締役 青木精太郎                         右訴訟代理人弁護士 土橋忠一                          同 坂東平                                   被告 甲野一郎                                 右法定代理人親権者 父 甲野太郎                        同親権者 母 甲野花子 〈ほか二名〉                      右被告三名訴訟代理人弁護士 坊野善宏
主   文
一 被告甲野一郎は、原告に対し、金二一八〇万円及びこれに対する昭和五五年二月二一日から右支払ずみまで年五分の割合による金員を支払え。
二 原告の被告甲野太郎及び同甲野花子に対する各請求はいずれもこれを棄却する。
三 訴訟費用は、原告に生じた費用の二分の一と被告甲野一郎に生じた費用を同被告の負担とし、原告に生じたその余の費用と被告甲野太郎及び同甲野花子に生じた費用を原告の負担とする。
四 この判決は、第一項に限り、仮に執行することができる。
   事   実
第一 当事者の求めた裁判
一 原告代理人は、「(一)被告三名は、原告に対し、各自金二一八〇万円及びこれに対する昭和五五年二月二一日から右支払ずみまで年五分の割合による金員を支払え。
(二)訴訟費用は被告三名の負担とする。」との判決並びに仮執行の宣言を求めた。
二 被告三名代理人は、「(一)原告の請求をいずれも棄却する。(二)訴訟費用は原告の負担とする。」との判決を求めた。
第二 当事者の主張
一 原告代理人は、請求の原因として、次のとおり述べた。
1 事故の発生
 昭和五五年二月二〇日午後八時五九分頃大阪府枚方市天之川町二番四号において原告所有の軌道上を進行してきた淀屋橋駅発京都三条駅行急行電車(二〇〇二列車七両編成、運転士松村昭治、車掌武田清ほか乗客約一〇〇〇名乗車、以下「本件列車」という。)は、軌条上に置かれていた拳大の石に乗り上げ、同電車の前部二両が脱線転覆し、一両目は訴外田渕伝男方の庭に突っ込み全損、二両目は横転大破したが、その際、右田渕伝男方の建物等が損壊するとともに、一〇四名の乗客が負傷した(以下、「本件事故」という。)。
2 被告甲野一郎の責任
(一)本件事故発生に至るまでの経過
(1)被告甲野一郎(以下、「被告一郎」という。)は、本件事故当時枚方市立第一中学校二年生であり、本件事故当日午後八時五〇分頃本件事故現場付近路上で、訴外乙山春男同丙山夏男、同丁山秋男及び同戊山冬男(以下、単にそれぞれ「乙山」、「丙山」、「丁山」、「戊山)という。)と立話を始め、線路に物を置くとどうなったか等の小学生の頃の経験を語り合った。
(2)そのうち、被告一郎ほか四名は、暗黙のうちに意思を相通じて軌条上に石塊などの障害物を置いて列車通過時の異常な変化を窺いみることを共謀し、丁山が境界金網フェンスを乗り越え、本件事故現場の軌道敷内に入り、軌条に耳をつけるなどし、その後、丙山戊山が順次軌道敷内に入り、丙山はガムを丸めて、戊山は軌道敷内から拳大の石一個を拾い、京都方面行きの軌条上にそれぞれ置き、その間、被告一郎及び乙山らは境界金網フェンス際の道路上からフェンス内の者に「自動車が来たぞ。」などと周辺を見張って声をかけるなどしているうち、戊山が置いた石が原因で本件事故が発生した。
(二)被告一郎の責任原因
(1)本件事故は、被告一郎が前記(一)の(2)記載のとおり甲野ら四名とともに軌条上に石塊などの障害物を置いて列車通過時の異常な変化を窺いみることを共謀した上、甲野が軌条上に置いた石が原因となって発生したものであるから、被告一郎には、共謀(故意)による共同不法行為責任があり、本件事故により生じた損害を賠償する義務がある。
(2)仮にそうでないとしても、被告一郎としては、軌条上に石などを置けば通過する列車が脱線する危険があるから本件事故の発生を未然に防止するため戊山の置石行為を阻止又は排除すべき注意義務があり、また、少なくとも、戊山らが軌道敷内に入ろうとした時に現場で見張り行為等をせずに、本件現場から退去すべき注意義務があったにもかかわらず、これらに違反した結果本件事故が発生したのであるから、被告一郎には、過失による不法行為責任があり、本件事故により生じた損害を賠償する義務がある。
3 被告甲野太郎及び同甲野花子の責任
(一)監督義務違反
 被告甲野太郎(以下、「被告太郎」という。)及び同甲野花子(以下、「被告花子」という。)は、同一郎の父母として、同人に対して、電車の軌道敷内への立入りや軌条上に置石をする等の危険な行為をしないよう、又は、こうした危険な行為をしようとする友達がいた時はこれを止めさせるよう注意を与えるとともに、かかる鉄道妨害行為の危険性及び被害の重大性について理解させるべき監護教育義務があるのに、右義務を尽くさず、被告一郎の夜遊びを放任していた結果、本件事故が発生するに至ったものであるから、被告太郎及び同花子は、同一郎に対する監督義務違反による不法行為責任により、本件事故により生じた損害を賠償する義務がある。
(二)重畳的債務引受又は連帯保証
 仮に、前記(一)記載の責任が認められないとしても、被告太郎及び同花子は、原告との間で、昭和五五年一二月一三日本件示談交渉の席において、被告一郎が賠償すべき本件事故により発生した損害のうちの適正額について、重畳的に債務引受をする旨、又はその支払につき連帯保証する旨の合意をしたから、被告太郎及び同花子は、適正額である原告と戊山ら四少年及び両親らとの間で成立した示談金八四〇万円の範囲で、本件事故により生じた損害を賠償する義務がある。
4 損害
 本件事故により原告は、次のとおりの損害を受け、その額は、その合計(一億六一四六万四六〇二円)から、破損車両スクラップ売却代金(七三万八九三〇円)及び車両保険の支払金(五一〇〇万円)を差引いた一億〇九七二万五六七二円となった。
(損害内訳)
(一)土木関係 一五六五万五八〇六円
(1)応急復旧工事 八七三万九〇〇〇円
(2)氷野川まくら木交換五五本 一一六万一七三一円
(3)PCまくら木交換一五〇本 二七一万二〇七五円
(4)氷野川橋補修 八六万八〇〇〇円
(5)線路用地内事故関係撤去工事 一九八万円
(6)ネットフェンス修復工事 一九万五〇〇〇円
(二)電気関係 三二九〇万九八〇四円
(1)応急復旧工事 四九三万三五〇〇円
(2)右同材料 一二一万三五〇七円
(3)鉄柱建植に伴う軌道防護工事 一五六万一九四〇円
(4)工事用照明 二一万五〇〇〇円
(5)鉄柱建植二基 一八一六万六九四六円
(6)信号機建植二基 六八一万八九一一円
(三)車両関係 六九三八万三五四〇円
(1)車両新造費(五五五四、五一五四号車) 五四八三万五七五八円
(2)車両五両修理代 一四五四万七七八二円
(四)その他 四三五一万五四五二円
(1)代行運送費 七五八万九七二六円
(2)車両台車運搬費 九九万円
(3)民家補償費 一七二一万六二〇〇円
(4)負傷者治療費及び解決金 一七七一万九五二六円               合計 一億六一四六万四六〇二円
5 本訴請求
 よって、原告は、被告三名に対し、各自本件損害のうち金二一八〇万円及びこれに対する本件事故の後である昭和五五年二月二一日から右支払ずみまで年五分の割合による遅延損害金の支払を求める。
二 被告ら代理人は、請求の原因に対する答弁及び被告の主張として、次のとおり述べた
1 請求原因1記載の事実は認める。
2 請求原因2の(一)の(1)記載の事実は認め、同(2)記載の事実は否認し、同(二)記載の点は争う。レールに置石をすることにつき、被告一郎ら五人の間に共謀の事実はなく、従って、被告一郎の見張りの事実もない。被告一郎は、戊山が大阪方面行きの軌条上に小石を置いた際、「やめとけ。やめとけ。」と言ったほどであり、戊山が京都方面行の軌条上に石を置いてあることには気付いていなかった。
3 請求原因3の(一)及び同(二)記載の事実は否認する。
4 請求原因4記載の事実は知らない。
第三 証拠《略》
         理   由
一 事故の発生
 本件列車が、軌条上に置かれていた石を踏み、これが原因となって脱線転覆し、本件事故が惹起したことについては当事者間に争いがない。
二 事故発生に至るまでの経緯
前記争いのない事実に、《証拠略》を総合すると、次の事実が認められる。すなわち、
(一)被告一郎は、本件事故当時枚方市立枚方中学校二年に在学する生徒であり(満一四歳六カ月)、本件事故発生に関係した丁山、戊山、丙山、乙山は、被告一郎と同様枚方中学二年に在学する遊び仲間であること。
(二)被告一郎は、昭和五五年二月二〇日、学校で丁山及び戊山から、夜自宅に訪問を受けることを、また、下校時に同じく丙山と夜ランニングをすることを約束し、午後七時半ころ、被告一郎方に四人が集まり、テレビを見たり等しているうち、午後八時四〇分ころ乙山から電話があり、四人で乙山と合流すべく外出し、大阪府枚方市天之川町二番四号の本件事故現場付近で五人になったこと。
(三)乙山は、皆にバイクを盗んで乗ろうと持ちかけたが、皆が反対したので乙山もあきらめたこと。
(四)その後、丙山が信号機のことを話題にしたことから、乙山が「線路の上に石を置いたら火花が出るかも分からん。」と言い出し、被告一郎は小学生の頃釘を置いたことがある旨、丙山は五円玉を置いたことがある旨、乙山も一円玉や五円玉を置いたことがある旨など、それぞれの経験を語り合ううち、誰からともなく、皆、電車が石を飛ばして通過して行く様子を見てみたいという雰囲気が出来てきたこと。
(五)そうした状態の下で、乙山は、丁山に対し、石を置いて来るよう命じたところ、丁山は皆に目だちたい気持もあって原告所有の軌道敷内に境界金網フェンスを乗り越えて入り、京都方面行軌条に耳をつける等し、その後、丙山、戊山が順次軌道敷内に入り、丙山は噛んでいたガムを丸めて京都方面行き軌条上に置き、戊山は、軌道敷内から拳大の石を拾って大阪方面行き及び京都方面行きの各軌条上にそれぞれ一個置いたこと。
(六)この間、被告一郎は、軌道敷内に入っている者の様子を概略承知しており、かつ、乙山とともに軌道敷内に入っている者らが人に見られないよう「車が来たぞ。」等と注意を与えたりしたこと。
(七)さらに、被告一郎は、他の少年と同様、電車が石を飛ばして行くのを見たいと思っていたが、そのためには、石が大きすぎる場合には、あるいは電車脱線の危険もあると考え、戊山が大阪方面行の軌条上にやや大きな石を置いたのに対して、「あれは止めろ。」と言い、丁山がこれを排除したこと。
(八)そのようにしているうち、午後八時五九分頃同所を通過しようとして時速約七五キロメートルで進行してきた淀屋橋駅発京都三条駅行急行電車(二〇〇二列車、七両編成、運転士松村昭治、車掌武田清ほか乗客約一〇〇〇名)が、軌条上に置かれていた石を踏みこれが端緒となって同列車の車輪が浮き上がったことが原因で、同列車は脱線し、本件事故が惹起されたこと。
 以上の事実が認められる。《証拠判断略》
三 被告一郎の責任について
 前記事実によると、被告一郎は満一四歳六カ月の中学二年生であるから、行為の責任を弁識する能力を有することは明かである。ところで、およそ、「一般に、列車の往復する軌条上に石等の障害物を置くと、通過する列車がこれを踏んだ場合、そのことが端緒となって脱線転覆することがあるから、何人も、社会生活上かかる危険を生ぜしめる行為をしてはならない注意義務が存するけれども、単に、他人が置石をするのを傍観したりするのみでは、その傍観者に、右置石を認容、放置してはならない注意義務があるとまでは言えない。しかしながら、その傍観者において、置石をすれば、列車が火花を散らして石を跳ねとばして進行するのが面白い等これを行うような雰囲気を自ら醸成し、他者の行動を利用してこれを見ようと意図した結果なされた置石である等、その置石がなされたことについて特段の事情が存する場合には、その者と雖も、これを認容、放置してはならない注意義務がある。」ものと解されるところ、これを本件についてみるに、前記認定事実によると、丙山が信号機のことを話題にしたことから、乙山が、「線路の上に石を置いたら火花が出るかも分からん。」と言い出し、被告一郎は、小学生の頃、釘を置いたことがある旨話す等それぞれの経験を語り合ううち、皆、電車が石を飛ばして通過して行く様子を見たいという雰囲気が出来てきたのであって、その雰囲気のもとで、戊山が大阪方面行き及び京都方面行きの各軌条上にそれぞれ拳大の石を拾って置いたのである。そして、被告一郎も、他の少年と同様、電車が石を飛ばして行くのを見たいと思っていたが、そのためには石が大きすぎる場合には、あるいは電車脱線の危険もあると考え、戊山が大阪方面行の軌条上にやや大きな石を置いたのに対して、「あれは止めろ。」と言い、丁山がこれを排除している等被告一郎も加わって、
軌条の上に置石をして、列車がこれを跳ね飛ばすのを見たいという雰囲気を作り、被告一郎ら五人の少年は、かかる意図のもとに、戊山が、京都方面行軌条上に拳大の石一個を置いたのを容認、放置し、被告一郎もこれを容認、放置して、列車の通過を待っていたものであり、置石行為によって、列車の脱線事故が発生することまでは意欲していなかったが、拳大程度の大きさの石であれば、列車は脱線するようなことはなく、火花を立てて進行するはずであるとの認識を有していたことが推認できる そうすると、被告一郎は、単なる傍観者ではなく、被告一郎ら五人の少年は、置石をすることについては共通の意思を有していたもので、列車の脱線転覆という結果発生については、未必的にもせよ意図していなかったけれども、本件置石は、以上認定のとおりの特段の雰囲気のもとでなされたもので、かかる特段の事情の存する本件にあっては、被告一郎ら五人の少年は、軌条へ石を置く行為が、場合により列車の脱線転覆事故を招来することがあるのを予見すべきであったのに、前記拳大程度の石であれば列車が火花を立てて石を跳ね飛ばして進行するものと軽々しく信じてその様子を見ようという意思で、前記注意義務に違反して、戊山がした置石を容認、放置した過失により、本件事故を発生させたものであるといわなければならない。
 以上のとおりであるから、原告主張のその余の点を判断するまでもなく、被告一郎には民法七〇九条、七一九条により、本件事故により原告に生じた損害を賠償する義務がある
四 被告太郎及び同花子の責任について
1 監督義務違反について
《証拠略》を総合すると、次の事実が認められる。すなわち、
(一)被告一郎は、同太郎及び花子の長男であり、下に弟妹が各一人おり、五人家族であること。
(二)被告太郎は、本件事故当時ゲームセンターの店長として勤める傍ら、不動産業を営んでおり、被告花子はこうもり傘の内職をしていること。
(三)被告一郎は、本件事故前には補導歴はなく、学業成績も中程度であったこと。
(四)被告一郎は、本件事故当時、ゲームセンターに何回か出入りし、友人らと夜遊びすることもあり、本件事故当日もマラソンの練習の約束で午後八時すぎに友人らと集っていたこと。
(五)被告太郎は、その仕事のため多忙であり、子供と接する機会は少なく、子供の教育は母親である被告花子に任せてあまり干渉することはなかったこと。
(六)被告花子は、子供の学校のPTAには普通に出席しており、勉強するように注意するのに対して同一郎が言うことを聞かないことを気にかける等子供に対して通常の関心を持ち気配りをしていたこと。
 以上の事実が認められ、右認定に反する証拠はない。
 右認定事実によると、被告太郎は、仕事が多忙のため自ら同一郎に対する日常的な生活規範について指導することはあまりなく、専ら同花子に委せていたことが窺われるが、同花子は同一郎に対して格別放任していたわけではなく、全体として子供に対してやや甘い家庭であるにしても、同一郎の従前の生活態度(補導歴のないこと等)に照せば、同人に対して保護者として当然になすべき監督義務を怠っていたとまではいうことはできない(なお、本件事故の特発性を考えれば、仮りに被告太郎らに一般的な監督義務違反があったとしても、そのことと本件事故発生との間に相当因果関係があるものと認めることはできないものといわなければならない。)。
2 重畳的債務引受又は連帯保証
 《証拠略》によると、次の事実が認められる。すなわち、
(一)被告太郎は、昭和五五年九月二二日大阪地方検察庁において、検事の取調べに対し原告からの損害賠償について自分としては資力の許す範囲内で出来るだけのことはしなければならないと思っている旨述べていること。
(二)原告と本件事故を発生させた少年らの保護者との間における本件損害賠償に関する示談交渉は、第一回目が昭和五五年一二月一三日に行われ、その後、回を重ね、最終回の示談交渉である昭和五六年一一月三〇日に事故により生じた直接の損害約四二〇〇万円を五等分して一人宛八四〇万円を支払うことで、原告と被告一郎側を除く四人との間で示談が成立したこと。
(三)第一回目の示談交渉においては、原告から、損害の概要の説明があり、被告太郎らが責任は均等であることを前提に話合いをしたい旨回答したが、具体的数額は提示されなかったこと。
(四)第二回目以降の示談交渉において、賠償額の詰めに入ったが、第三回目の交渉時に被告太郎らが一人宛二〇万円計一〇〇万円を持参したが、原告がこれを拒否したこと。 (五)被告太郎及び同花子は、最終回の示談交渉には連絡の上欠席し、結局、原告からの提示金額八四〇万円を高いと考えて、最終的に示談に応じなかったこと。
 以上の事実が認められ、右認定に反する証拠はない。
 右認定事実によると、被告太郎側の一連の言動は、保証すべき債務について具体的数額が提示されていない段階において、主として道義的立場から賠償について努力したい旨を表明したものにすぎないというべきであるから(かえって、賠償額が明示されてその諾否を問われることになる最終回の示談交渉には欠席し、その後応じられない旨の態度を明らかにしている。)、被告一郎の債務を引受け又は連帯保証をする趣旨のものとみることは到底できない。
 従って、原告の被告太郎及び同花子に対する請求は、いずれもその余の判断をするまでもなく、理由がない。
五 損害
 前記一の事実に、《証拠略》を総合すると、本件事故により、原告は、土木関係工事費用として計一五六五万五八〇六円、電気関係工事費用として計三二九〇万九八〇四円(但し、このうち鉄柱及び信号機各二基の建植工事費用については、減価償却引当金を控除したものとする。)、車両新造修理費用として計一七六四万四六一〇円(但し、このうち車両新造費用については、償却引当金及び廃業した車両のスクラップとしての売却代金を控除し、さらに車両保険として支払われた金員を控除するものとする。)、その他の代行運送費、車両台車運搬費、民家補償費、負傷者治療費及び解決金として計四三五一万五四五二円、以上合計一億〇九七二万五六七二円の損害を被ったことが認められ、右認定を左右するに足りる証拠はない。(なお、《証拠略》によると、被告一郎を除く戊山ら四少年及びその保護者と原告との間において、各八四〇万円で示談が成立し、丁山は全額支払い、その余は分割払いを続けていることが認められるところ、その支払額は損害額から控除すべきものであるが、仮に、戊山らが全額支払ったものとしても、計三三六〇万円にとどまり、なお、七六一二万五六七二円の損害額が残るから、損害の一部請求である本訴請求の成否には影響がない。)
 六 結論
 以上のとおりであるから、原告の、被告一郎に対する、本件損害のうち、原告主張の限度である金二一八〇万円及びこれに対する本件事故の日の後である昭和五五年二月二一日から右支払ずみまで民法所定の年五分の割合による遅延損害金の支払を求める請求については理由があるから正当としてこれを認容し、被告太郎及び同花子に対する各請求はいずれも理由がないから失当としてこれを棄却することとし、訴訟費用の負担につき、民訴法八九条、九二条但書を、仮執行の宣言につき同法一九六条を、それぞれ適用して主文のとおり判決する。
 (裁判長裁判官 弓削孟 裁判官 加藤新太郎 吉川慎一)


貼り付け元 ttp://web.archive.org/web/19990506042847/law.leh.kagoshima-u.ac.jp/SYLBS/hojoho97/case.txt>

Posted by: Takaaki Kubo | April 26, 2005 at 08:46 AM

「大量殺人を何とも思わぬ者たちの計画的犯行としか思えません」
http://www.asyura2.com/0502/nihon16/msg/666.html

Posted by: 見かけましたので | May 07, 2005 at 10:29 PM

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