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April 09, 2005

入学式

rand

今週の意見(416):

入学式

 この4月から私の住む地域の自治会の会長を引き受けることになった。4月3日に地域の地区会館で総会があり、他のさまざまな役員たちとともに一年間会の運営に携わることとなった。若い間は会社勤めで忙しく、そうしたコミュニテイ活動にはあまり参加もしなかったし、できなかった。ましてやその役員になって会のためになにかするということもなかった。

 最近は自治会の役員、ましてや会長などなり手がなかなかなく、毎年それを決めるのが大変だと聞いていた、私自身それがなぜだかよくわかっていなかったのである。その会長になぜなってしまったかの経緯はいずれまた書く機会があるかもしれないが、4月3日に自治会総会があり、正式に会長になってから、なるほどこれは大変だぞと改めてわかったのだ。

 自治会のさまざまな行事、活動のほか、防犯、防災、教育、福祉、環境問題など市や周辺地域のコミュニテイと関係した行事が沢山ある。4月3日以降そうした仕事が俄然増えたのだ。おかげでいつもこなしてきたクラブ活動などにも支障が出てきた。

 そうした行事の一つが、小学校、中学校の入学式への地元自治会代表としての出席であった。ただ式典に来賓として座っているだけのことだが、私自身は最近の学校の様子なども見学できるし、学校の光景なども記録できればとデジカメなど持って出かけたのだった。

 自分自身の入学式のことなど、中学校のそれはともかく小学校のそれなど殆ど覚えていない。当時は戦争のまっただ中でのことで、かろうじて残っている写真を見ても子供も校長も先生もみな何か暗い顔をしている。服装だってあまりいいものは着ていない。それに引き換え、今の入学式は広い校舎、きれいな体育館の中で市、PTA、地域代表者の臨席のもと行われる。子供たちはみないい服を着て、健康そうである。ただ小学校の新入生はたった69人だった。

 小学校の入学式が終わってから、PTAの会長がたまたま地域で顔見知りの関係もあって少し話をする機会があった。会長が「そのうちいろいろ相談に参りますから」と言われてはじめて気付いたわけだ。そうか、学校教育、子供たちの教育は今や学校だけの問題でなく、PTA、そしてその地域住民、自治会なども一緒になって考
えなければならない問題なのだと。

 ただ入学式に出てゲストとして座っているだけではその責任を果たしたことにならない。というものの、はてさて一体地域コミュニテイとして、同じ地域に住む子供たちに一体何ができるのか、してやれるのかということだ。

 少子化の時代、子供たちはいわば社会の宝ものである。これをいかに大切に育てるかの責任が学校、教師、親にあり、それに地域社会がどんな手助けができるかという問題なのだ。

 うーん難しいことだ。しかし、「こんなこと、あんなことができるのではないか」と学校からの帰り道、考えながら帰ってきたのだった。今はそうしたことの具体的な成果について一つでも二つでも報告する機会がこれからあることを切に願っているのである。

2005/4/9
早勢 直

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Comments

会長就任おめでとうございます
これからの活躍の報告を楽しみにまっています。先日小学校の卒業式に父母と祖父母の4人が参列したとの知人の話をききました。山上憶良のうたのように
こがねもたまもいかにせんまされるたからこにしかめやも ですね

Posted by: よしさかかつこ | April 09, 2005 at 09:24 AM

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