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January 08, 2006

子供のパソコン教育

今週の意見(455):

子供のパソコン教育

 昨年5月からだが、地元の小学校の課外活動的な時間でパソコンクラブの人たちの協力をえて子供達にパソコンを教えている。教えることはいくらでもあるが、大人に教えるのとちがって、やはりできる限り将来さらに中学、高校、大学と進んだ時に、どこでもこれからの学校教育ではパソコンが重要な位置をしめるようになることは間違いないと考える。

 だからまず基本中の基本、ローマ字入力、さらにそのための基本的タイピング、タッチタイピングを毎回の教えるることにした。タイピングの練習など単調でおもしろくもないが、それができないとパソコンが十分使いこなせるようにならないから説明し、毎回の授業の冒頭10分程度必ずやらせることにした。そんなものはおもしろくもないし、子供達はそれをさぼってゲームなどほかのことをやろうとするのだが、それは絶対に認めない。いかにおもしろくなかろうと、これは将来必ず役に立つことは後になってわかるだろうということだ。

 二番目に必ずやることは漢字の書き取り練習である。クラスの対象は5年6年生だが、3年程度の漢字の毎回10問づつ書き取りでやらせる。「パソコンの時間なのになぜ鉛筆を使って書くのか」と子供達は文句を言う。が、まずこれを鉛筆で自筆で書かせてから、同じ例文をワープロで打つという作業をやらせるわけだ。パソコンで正解の漢字を調べるのはいいが、それを必ず自筆で紙に書かせることと、ワープロに打つことを同時にやらせるわけだ。そのねらいがどこにあるか、ここでは詳しい解説をするつもりはない。それでなくてもワープロがますます当たり前のように使われるようになる中、文字を鉛筆で書くという作業の大切さを改めて学ぶという意味もある。

 それからその日の課題に入るが最近では多くの場合、童謡の歌詞カードを作らせる。日本の代表的童謡の歌詞とそれに関わりのあるイラスト、絵などを入れたA4のカードを作らせる。絵はペイントなどお絵かきソフトで描いてもいいし、ネット上にある適当なイラストを探してもってきてもいいことにしている。

 子供たちはそうした課題については比較的面白く、楽しいらしく、結構熱心に取り組んでくれる。よくできたものはプリントして教室の壁に張り出したりする。最近あちこちの学校で絵手紙などを取り入れている学校があるが、この童謡カードは同じ教育効果をねらっているともいえる。

 場合によっては単なる絵入り文でなく、音楽入り、動くアニメ入りのHTML文などの作り方もこれから積極的に取り入れていくつもりだ。HTMLについては、簡単なものを紹介したがやはりただの絵やイラストでなく、動くアニメがはいったり、音楽が入ったらより興味を持つのも当然だろう。

 学校自体ではパソコンがどのように教えられれているかについてはあまりよくわかっていない。担当の先生がいるようだが、いずれにせよ、同じように試行錯誤の連続のようである。それでなくても教えることがいっぱいある中で、パソコンどころの話でないという事情もあるかもしれない。

 そうした中で何か一つでも子供たちのためになることがあればと悪戦苦闘の連続なのである。そのこと自体子供達にもまた自分たちのためにも大いに役立っていることは間違いないだろう。

2006/1/7
早勢 直

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Comments

タッチタイピングの重要性を認識し、子供達にタイピングの習得を指導されているのに敬服いたします。
タッチタイピングは「手続き記憶」ですので、一旦、自己流の操作を身につけてしまうとやり直しが非常に困難なものです。
ホームポジションからの指の動かし方自体が文字でり、言い換えれば、かな文字の筆順の一つであると云えるのです。
この指の使い方をイメージトレーニングするために、イメージカードを作り、学生指導の利用しましたら、大変効果がありました。
下記のサイトに紹介してありますので、参考にして頂ければ幸いです。
http://homepage2.nifty.com/m_iwata/

Posted by: m.iwata | November 07, 2009 at 11:04 PM

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